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esophageal achalasia =========================== ・ 食 : [しょく] 【名詞】 1. meal 2. (one's) diet 3. food 4. foodstuff(s) ・ 食道 : [しょくどう] 【名詞】 1. esophageal
アカラシア()もしくは食道アカラシア(しょくどうアカラシア、)は、食道の機能障害の一種である。食道噴門部の開閉障害もしくは食道蠕動運動の障害(あるいはその両方)により、飲食物の食道通過が困難となる疾患である。 少なくとも、1970年代初頭までには医学的に認知され、日本国内において名称の統一が行われているが、原因等について解明されていない点が多く、現在に至っても、根本的な治療方法はない。動物実験等により、迷走神経に障害を生じると発症することが分かっている(日本消化器外科学会雑誌. 1978;11(8):589-94、他)が、人間において原因と迷走神経の損傷の程度、アカラシアの症状との因果関係までは明らかになっていない。 == 症状 == アカラシアに特徴的な症状は以下のようなものが挙げられる。 *げっぷ、胸焼け、胸のつかえ、嘔吐 :食物が食道を通過しないことが原因のため、嘔吐物に胃液は含まれておらず、食物は咀嚼したままの形状で吐き出され、悪臭もない。また、口臭の悪化も伴わない。逆流性胃腸炎等との違いは、この点で明確に判断することが出来る。 *背中の痛み :食道に飲食物が通過しにくくなるため、背筋が圧迫されるという解釈が一般的であるが、末梢神経系の疾患が併発している事による筋肉の凝り、という解釈もある。これも逆流性胃腸炎等との違いである。 *顔面神経麻痺、発話障害 :末梢神経もしくは中枢神経の障害が原因と考えられる場合に、軽度の症状が現れる場合がある(日本消化器病学会では「進行性の神経筋疾患」を原因とする嚥下障害を疑う場合に見られる症状、という見解がある)。 *その他 *幼少期から、食事中に食べ物がつかえて、背伸びや飲水等で障害を取り除いた経験がある人は、発症率が高いといわれている。アカラシア発症者のほとんどは同様の経験をしており、一般的な確率と有意な差があると言われている。 *飲料でさえも食道の通過障害を生じる場合が多く、重度の場合は、吐き出してしまう、もしくは窒息する場合もある。 *一時的に症状が緩和して良くなったと思って油断していると、再び重い症状に襲われることを繰り返し、徐々に悪化することが多いと言われる。 *「補足」にある原因及び病症の知識不足によって、初期で発見されることは少なく、初期の症状がどの様なものであるかは正確に把握されていない。 *敢えて、初期の対策を考えるとすると、原因が心身のストレス(過労、病気、手術等)の蓄積によるものと推定されるため、十分な休息をとり、生活習慣を改めることが病状の悪化を最小限に食い止める上で有効である可能性がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アカラシア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Achalasia 」があります。
=========================== 「 食道アカラシア 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 ) 食道アカラシア 食道アカラシア、食道無弛緩症 スポンサード リンク
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