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飯島陣屋(いいじまじんや)は長野県上伊那郡飯島町にあった代官所(代官陣屋)のひとつ。現在ある建物は復元で、観光施設となっている。 == 概要 == 飯田藩主脇坂安政の転封に伴い、信濃国伊那谷に生じた天領を治めるため、延宝5年(1677年)に設置された。当時は代官が執務を執り行う本陣のほか、代官一家が住まう屋敷、役人の住む官舎、長屋、納屋など付随する建物十数棟で構成されていた。飯島陣屋には必ずしも代官は常駐せず、信濃の他陣屋代官や他国代官(駿府、遠州中泉等)が兼務し、その出張陣屋となることが多かった。 明治に入り、明治政府によって幕府天領地の接収が行われると飯島陣屋は廃止された。 伊那谷の旧天領地が伊那県とされると、飯島陣屋が伊那県庁となった。 明治4年、伊那県が廃止されて筑摩県に併合されると、飯島陣屋はその役目を終え、解体処分された。 1994年(平成6年)、飯島町内をはじめ、長野県内や愛知県などに残る古文書を調査、また陣屋跡の発掘調査により、当時と同じ位置、同じ構造様式で本陣が新築復元された。敷地内には陣屋記念館も併設され、当時の資料や調度品などが展示・公開されている。写真撮影もでき、展示物も実際に手を触れて観察できるなど、親しみやすい配慮がされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飯島陣屋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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