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飯田弘之 : ミニ英和和英辞書
飯田弘之[いいだ ひろゆき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [めし]
 【名詞】 1. (sl) meals 2. food 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [これ]
 (int,n) (uk) this

飯田弘之 : ウィキペディア日本語版
飯田弘之[いいだ ひろゆき]

飯田 弘之(いいだ ひろゆき、1962年1月17日 -)は、将棋棋士人工知能学者。山形県西村山郡西川町出身。
棋士としては大内延介九段門下で、棋士番号は159。
== 人物 ==
山形県出身の将棋棋士は、1951年に引退した北楯修哉以来、飯田が2人目である(3人目は飯田の27歳年下の阿部健治郎)。
4歳か5歳の頃、父がやっているのを見て将棋を覚える〔平成10年版「将棋年鑑」(日本将棋連盟)〕。13歳、奨励会入会のときに上京。
奨励会時代に上智大学理工学部数学科に入学。柔道部に所属し、練習が終わってから東京・将棋会館に行って将棋の勉強をする毎日だった〔「将棋世界」2000年1月号付録〕。3年生の終わりの頃の1983年3月4日に四段昇段し、将棋のプロとなる。
1986年度、26勝12敗・勝率0.684の成績を収める。
1987年度、第18回新人王戦で準優勝(決勝三番勝負森内俊之に0-2で敗れる)。同年度、第36期王座戦一次予選4回戦で初めて羽生善治と当たり、勝利。この頃から将棋とコンピュータの関係に興味を持ち、翌1988年から東京農工大学コンピュータ将棋の研究を始める〔。
1992年、大学院生時代、オランダリンブルグ大学に客員研究員として派遣されることになり、ヨーロッパでの将棋の普及も行うため1年間の休場を申し出たが、順位戦の休場の規定に特例がなく、飯田は第51期(1992年度)C級2組順位戦で全局不戦敗となった〔当期でC級1組昇級を決めた3名の棋士は、いずれも飯田の休場に因る不戦勝は得なかった。〕〔武者野勝巳は自らのホームページの中で、飯田の全局不戦敗がフリークラスの制度を設ける発端となったと主張している。〕。次年度の第52期(1993年度)C級2組順位戦には出場し4勝6敗の成績を修めたが、当期終了後の1994年3月をもってフリークラス〔フリークラスの制度は当年度より設立され、自身の意思で順位戦に限り出場資格を放棄できるようになったが、飯田はこれを行使した第一号となった。〕宣言を行い、順位戦への出場資格を放棄した。
1994年、東京農工大学博士号を取得(博士(工学))。そして、1994年の秋を最後に、棋士としての実質的活動を休業する。1994年8月5日に行われた第7期竜王戦5組残留決定戦では、菊地常夫に勝利して5組に‘残留’し、菊地を6組降級に追い込んでいる。同年9月21日の第66期棋聖戦一次予選2回戦の佐伯昌優戦で勝利したのが現役最後の対局となった(3回戦の剱持松二戦は不戦敗)。その後も現役棋士としての籍は、2014年3月にフリークラス規定により引退となるまで日本将棋連盟に置いたままであり、「将棋世界」誌のフリークラス棋士一覧にも休場中のフリークラス棋士として記載されていた。引退後は退役棋士として日本将棋連盟会員。
1994年から1996年まで新技術事業団科学技術特別研究員。1996年から2000年まで静岡大学情報学部講師(1999年にマーストリヒト大学客員教授)。2000年から2005年まで静岡大学情報学部助教授(2003年から2006年まで科学技術振興機構戦略的創造事業さきがけ研究員)。
2005年以降は北陸先端科学技術大学院大学教授(情報科学研究科、情報科学専攻・人工知能領域)に就任した。
コンピュータ将棋を主とした計算機科学としてのゲーム情報学の研究を中心に行っており、自身の研究室ではコンピュータ将棋ソフトTACOS」を開発している。2005年、TACOS は橋本崇載五段(当時)と平手の対局を行い、敗れたものの善戦した(当該項目を参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「飯田弘之」の詳細全文を読む




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