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【名詞】 1. drinking water =========================== ・ 飲料 : [いんりょう, のみりょう] (n) one's (portion of a) drink ・ 飲料水 : [いんりょうすい] 【名詞】 1. drinking water ・ 料 : [りょう] 1. (n,n-suf) material 2. charge 3. rate 4. fee
飲料水(いんりょうすい、、、)とは、飲むのに適した水のことである〔広辞苑 第六版「飲料水」〕。「のみみず」とも〔。 == 飲料水の確保 == 飲料水であるためには病原微生物や有毒物質を含まないことが必要で〔、無味・無臭・透明であることも必要とされる〔。水道水、湧水、流水、井戸水などにそういった水がある〔。 飲むことができる水を確保しておくことは大切である。人は水を飲まずにいられるのは、一般に、せいぜい4~5日程度だと言われている。安全な飲み水を確保することは、古の時代から重要な課題であった。病原体で汚染された飲み水を飲んだりすると、それに感染することによってさまざまな病気にかかる。赤痢やコレラの大流行は、しばしば、不適切な水を飲用に用いたことで起きている。また有毒物質を含んだ水を飲んだりしても、さまざまな障害が生じる。安易な開発を行ったり、工場から有害物質を垂れ流すなどして(環境汚染)水を汚してしまわないことは大切なのである。 世界の様々な地域の生水は概して飲料水としては使えない。熱帯地方では河川の水が病原微生物を含んでいることは多い。また、水道で運ばれてきて蛇口から出てくる水でさえそうである。地元の住民ならばかろうじて耐えられる場合でも、旅行者には危険な場合もあり得る。病原微生物を死滅させるためには少なくとも一旦煮沸する必要がある。 海水は飲料水としては使えない。塩分などが多過ぎるからである。セーリングクルーザーで無寄港で海上を旅する時や、海で遭難した場合には、飲料水の確保が深刻な問題となってくることがある。周囲にありあまるほどの水(海水)が見えているにもかかわらず飲める水が無い、という皮肉な状況に追い込まれてゆくのである。同様に、内陸の塩水湖の湖水も飲料水としては使えない。(また火山地帯の湧水も特殊な成分を含んで飲めない水がある。) 飲料水を得るひとつの方法として、植物体内の水を用いるという方法がある。植物体内の水であれば、あらかじめ植物の繊維構造でフィルターがかけられていることが多く、また、植物自体が生きのびるために菌類の繁殖を防ぐようなシステム(抗菌作用)を持っており、ほぼ無菌に近いからである。例えばココヤシの実の中の水を飲む方法がある。アマゾンには水を大量に含んだ樹木がいくつもあり、ジャングル内を旅する時などには、それを見つけて枝をナタで切り落として傾ければ、飲用に適した水が出てくる。水筒を持ち歩かなくても、そこかしこに飲料水があるわけで、現地人は俗称で「水筒の木」などと呼んでいる。ウツボカズラの捕食袋の水も飲用にされる(ただし、これの場合は袋が開く前に限る)。昔から、瓜(ウリ)、スイカ、メロン類、リンゴなど水分量が多い果物の果汁を飲料水の代用とする地域もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飲料水」の詳細全文を読む
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