翻訳と辞書
Words near each other
・ 飲水性
・ 飲水病
・ 飲水行動
・ 飲水試験
・ 飲水量
・ 飲泉
・ 飲泉場
・ 飲潰す
・ 飲物
・ 飲用
飲用みりん
・ 飲用チョコレート
・ 飲用水
・ 飲用療法
・ 飲精
・ 飲茶
・ 飲茶 (作家)
・ 飲薬
・ 飲込み
・ 飲込み小胞


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

飲用みりん : ミニ英和和英辞書
飲用みりん[よう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 

飲用みりん ( リダイレクト:本直し ) : ウィキペディア日本語版
本直し[ほんなおし]
本直し(ほんなおし)は、みりん焼酎を加えたもの。〔広辞苑第5版〕直しとも。江戸時代の風俗をまとめた『守貞漫稿』によると、みりんと焼酎をほぼ半々に混ぜたものを上方では「柳蔭(やなぎかげ)」、江戸では「本直し」と呼び、冷用酒として飲まれていた〔『類聚近世風俗志 : 原名守貞漫稿』喜多川守貞著、昭和9 〕。
「飲みにくい酒を手直しする」というニュアンスから「直し」という呼称が発生した。江戸時代には焼酎の亜種としてよく飲まれていたが、現在では一般にはマイナーな存在である。かつては夏の暑気払いとして、井戸で冷やされて楽しまれ、高級品として扱われていたことが、上方落語の「青菜 (落語)」に窺える。また正月の屠蘇のベースとして用いられた。
法的には「飲用みりん」と言われる。かつては酒税法上、「本みりん」とは区別され、飲用みりんは本みりんより課税額が安かったが、のちには一本化された。
1990年代WTOの勧告により、ウィスキーの酒税が下がる一方で焼酎の酒税は上昇したが、料理酒と同一視された本直しは看過され、相対的に低い税率に抑えられた。そこで一部の焼酎・みりん製造業者は、発泡酒同様の「節税焼酎」として本直しに着目、1990年代末期には飲用酒としての販売量が急激に増加した。
しかし大蔵省(現・財務省)はこれを見逃さず、2000年の酒税改正において、焼酎を多く加えた飲用みりん(アルコール分23度以上、またはエキス分8度未満)については焼酎と同じ税率となり、直しへの需要は急激に廃れた。現在の本直しは、比較的限られた業者が製造・販売している。
== 脚注 ==


ほんなおし

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「本直し」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.