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養正館(ようせいかん)は、江戸時代後期に伊予国小松藩(一柳氏、1万石)が、陣屋所在地の周布郡新屋敷村(現在の愛媛県西条市小松町)に設立した藩校。 == 歴史 == === 創設から廃止まで === 1802年(享和2年)、小松藩第7代藩主一柳頼親のもと、奉行人竹鼻正脩の進言によって学問所「培達校」として設立された。翌1803年(享和3年)には、宇摩郡小林村(現・四国中央市)出身の儒者近藤篤山を招聘。篤山は昌平黌にならって学校を整備し、校名を「養正館」に変更した。 通常藩校は藩士子弟とその関係者のみが通うものだが、小松藩養正館においては藩士の子弟に留まらず、農家や商家の者であっても入校を許した。これは当時としては画期的な方針であった。 篤山は天保13年(1842年)に隠居し、その後は篤山の長男である近藤南海、二男である近藤簣山によって教授が受け継がれていく。 1872年(明治5年)7月、廃藩置県によって小松藩が廃止されるのに伴い、藩校も廃止された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「養正館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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