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館柳湾 : ミニ英和和英辞書
館柳湾[たち りゅうわん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やかた, かん, たて, たち]
 【名詞】 1. (1) mansion 2. small castle 3. (2) boat cabin
: [やなぎ]
 【名詞】 1. willow 2. slim 
: [わん]
  1. (n,n-suf) bay 2. gulf 3. inlet 

館柳湾 : ウィキペディア日本語版
館柳湾[たち りゅうわん]

館柳湾(たち りゅうわん、宝暦12年3月11日1762年4月5日) - 天保15年4月13日1844年5月29日))は、江戸時代後期の日本の漢詩人書家である。
本姓は小山氏、養子となって館を名乗る。を機、は枢卿、通称を雄次郎。柳湾のは、故郷である信濃川河口の柳のある入り江に因んでいる。別号に石香斎・三十六湾外史などがある。
== 人物 ==
柳湾は、温厚な性格で寡黙であり、色白で背が高く、酒を嗜むことなく一日に一升の飯を食べたという。実直な役人として上司の信任が篤く加えて領民思いだった。師の亀田鵬斎寛政異学の禁のためほとんどの門弟を失ったが、柳湾はその後も師弟の関係を続けていることから義に篤い人物だったと思われる。最もに巧みだったが、和歌篆刻も好んだ。中井敬所の『日本印人伝』にその名が見える。多くの著作を刊行し、江戸庶民の人気を博した。詩人として順風満帆で幸福な人生を送った。息子の館霞舫は画家となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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