|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 首 : [しゅ, くび] (n,n-suf) counter for songs and poems ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese) ・ 源 : [みなもと, げん] 【名詞】 1. source 2. origin ・ 源氏 : [げんじ] 【名詞】 1. (1) Genji (the character in the Genji Monogatari) 2. (2) the Minamoto family ・ 源氏物語 : [げんじものがたり] (n) the Tale of the Genji ・ 氏 : [うじ] 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth ・ 物 : [もの] 【名詞】 1. thing 2. object ・ 物語 : [ものがたり] 1. (n,vs) tale 2. story 3. legend ・ 語 : [ご] 1. (n,n-suf) language 2. word
首書源氏物語(かしらがきげんじものがたり、しゅしょげんじものがたり)とは、江戸時代に出版された源氏物語の注釈を含んだ版本である。 == 概要 == 源氏物語湖月抄等と並ぶ江戸時代の代表的な源氏物語の版本である。一竿斎編、1673年刊行、源氏物語の本文54巻に系図1巻・年立1巻を加えた全56巻からなっている。源氏物語の本文の全文を掲載してそれに傍注・頭注の形で諸注を簡略に付し、注釈を施してある源氏物語の版本としては初めてのものである。この時期には1660年(万治3年)刊の「首書古今和歌集」や1674年(延宝2年)刊の「頭書伊勢物語」のような古典に簡単な頭注や傍注を付して「首書○○」や「頭書○○」と称したものがいくつも出版されており、本書もそのような一連の出版のひとつであると見られる〔「解説『首書源氏物語』とその成立」片桐洋一編『首書源氏物語 総論 桐壺』和泉書院、1980年(昭和55年)11月、pp.. 130-131。 ISBN 4-900137-06-5 〕。この「注釈書を兼ねた源氏物語の本」という形式は、これ以後の「絵入源氏物語」や「源氏物語湖月抄」といった江戸時代の版本や明治時代以降の源氏物語の活字本のほとんど全てで受け継がれたと言える。 江戸時代には本書より豊富な注釈を持つ湖月抄や、絵を豊富に使用することにより分かりやすさを求めた絵入源氏物語等の方が普及した。一方、明治から昭和にはしばしば活字本の底本として利用された。これは首書源氏物語の本文が他の様々な版本より優れていると言われるようになった為である。以下に更に詳述。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「首書源氏物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|