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首長族(くびながぞく、Kayan people)とは、村落内の選ばれた女性が首に金色の真鍮リングを纏う民族のこと。実際には首は伸びておらず、真鍮リングの上圧が顎を引き上げ、下圧が鎖骨の位置を押し下げていることにより首を長く見せている。男性は真鍮リングを首に着用しない。自称する民族名称はカヤン。 == 民族概要 == 首長族とは、亜熱帯の大陸部東南アジア山間部に居住し、半農半狩猟を生業にする山地民である。とりわけ首を長く見せる風習を持つことで世界に知られる。ミャンマー連邦内ではカヤー州(旧カレンニー州)とシャン州に暮らし、タイ王国では、メーホンソーン県内三箇所と、北部(チェンマイ県とチェンラーイ県)の観光化された各民族村に暮らす。生活様式一般がカレン系諸部族と酷似していることから、首長族はしばしばカレンニー(赤カレン)一支族に見なされることがあるが、実態は未解明のままである。民族の起源はチベットと言われ、その後に中国雲南地域を経て現在のミャンマーに移住したと推測されるが、文字を持たない文化であったため、確証を得る証拠(一次資料)は残っておらず、口頭伝承とフォークソングがルーツ解明の鍵になるものと思われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「首長族」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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