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首露王(しゅろおう、)は、金官加羅国の始祖と伝えられている古代朝鮮半島の王で、金海金氏の始祖。首露王は158年間国を治めたとも伝えられている。妃は阿踰陀国の王女と伝わる許黄玉。 ==出生神話== 『三国遺事』に抄録された『駕洛国記』(『駕洛国記』自体は逸書)によれば、亀旨峰の6個の金の卵から、後漢の光武帝の建武18年(西暦42年)3月3日に首露王が生まれた〔同年3月15日に即位し、金官伽倻を建国したとされる。〕とされる。また、このとき1人ではなく5人の王子とともに6つ子として卵から孵って、九干たちに育てられたとされている。韓国の人たちの一部はこの年代に、首露王を中心とした国家連合(六加耶連合、後の新羅の複伽耶会)が成立したと見なしている。金官国伽倻は『魏志倭人伝』には狗邪韓国(くやかんこく、くうじゃかんこく)と伝えられる国である。 首露王は金の卵から生まれたという伝説により金姓〔新羅の金氏王統慶州金氏の始祖金閼智と同じ姓であるが、こちらは金の箱から生まれ出でたとの誕生説話をもつ。〕を名乗る。朝鮮の始祖もしくは神話上の王とされている人々は、高句麗の東明聖王、新羅の朴赫居世や昔脱解(ソク・タレ)など、卵から生まれたとする卵生説話を持つものが多い。これは、卵が神聖なものであったというものからきている。 『新増東国輿地勝覧』には加耶山の女神である正見母主の2番目の息子が首露王だと記録されている。首露王の兄が大加耶を建国したという内容を通じて、大伽耶が六加耶連合の盟主だった時に作られた神話と見る説もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「首露王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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