|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 香港 : [ほんこん] 【名詞】 1. Hong Kong ・ 港 : [みなと] 【名詞】 1. harbour 2. harbor 3. port ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky ・ 天文 : [てんもん] 【名詞】 1. astronomy ・ 天文台 : [てんもんだい] 【名詞】 1. astronomical observatory ・ 文 : [ぶん] 【名詞】 1. sentence ・ 台 : [だい] 1. (n,n-suf) (1) stand 2. rack 3. table 4. (2) support 5. (3) belt 6. (4) counter for machines, incl. vehicles
香港天文台(広東語読み: ヒョンゴンティンマントイ、英語名: Hong Kong Observatory)は香港九龍南部の繁華街および観光地である尖沙咀にある。気象・気候・地震・海洋、放射能測定、標準時・天文等の業務全般を行う香港政府機関のひとつである。英国植民地時代の正式名称は「皇家香港天文台」であったが、中国返還後は「香港天文台」と、頭についていた「皇家」の文字が消えた。 == 概要 == 天文台といえば、日本では望遠鏡を備えた天体観測を行う機関というイメージがあるが、香港天文台は天文のほかに気象・気候・地震・海洋や放射能測定、時報などの業務も行っており、その業務の範囲は、日本の気象庁(気象・気候・地震・海洋)、国立天文台(天文)、情報通信研究機構(標準時)などの業務を合わせたものに匹敵する。尖沙咀の本署では予報業務および報道機関への予報の配信等の業務を行っている。 香港天文台は1883年に第9代香港総督ジョージ・ファーガソン・ボーウェン卿により九龍半島の尖沙咀に設置された。初期の業務は気象および地磁気の観測、天体観測に基づく時報、および熱帯低気圧の警報などであった。 尖沙咀の天文台道(Observatory Road)の名前は香港天文台にちなんで名づけられたものである。現在、香港天文台は急速な都市化により摩天楼に囲まれているが、天文台は移転せずに残っている。温室効果ガスの排出量が多いことや、周辺のビルからの太陽光の反射、アスファルトの路面、そして植生の減少などにより、天文台の場所はヒートアイランド現象に悩まされている。その結果として、天文台で記録した平均気温は1980年から2005年にかけて急激な上昇を見せている。 2002年には近在のMiramar Towerの23階に資料センターを開設した。そこでは一般公衆が香港天文台の刊行物を購入したり、その他の気象情報を閲覧したりする事が出来る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香港天文台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|