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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 香箱 : [こうばこ] (n) incense box ・ 箱 : [はこ] 【名詞】 1. box ・ 座 : [ざ] 1. (n,n-suf) seat 2. one's place 3. position ・ 座り : [すわり] 【名詞】 1. (1) sitting 2. (2) stability
thumb 香箱座り(こうばこずわり)は、ネコの座法の一種。「箱座り」「香箱を組む〔『もっと知りたい!ねこの気持ち』PHP研究所、pp.34-35〕」「香箱を作る〔『日本国語大辞典』小学館〕」などとも呼ばれる。 ただつくばっているだけでなく、「前脚を胸毛の奥(内側)へ折り曲げている場合のみ」を定義対象とする説もある〔香箱座り - 猫語辞典〕。これと同様の厳密な定義において、英語圏ではパンの塊に例えて「catloaf」と呼ぶ。 ネコが背を丸めてつくばっている様子が、香箱(香木・薫香料を収納する蓋付きの箱)の形を連想させるため、メタファーとして、「香箱を作る」と呼ばれるようになったとされる〔「香箱を作る」の意味 - goo辞書(『大辞泉』小学館)〕。 == 書物から == 森鴎外『青年』(1910-1911年)、芥川龍之介『老年』(1914年)『お富の貞操』(1922年)などに、「香箱を作る」の表現が見られる。また、尾崎紅葉『紫』(1894年)では、人間(女房)に対しての表現としても使われている〔。『東京語辞典』(1917年)には、意味として「行儀よく坐れるまま、何事もせずに居ること」「所在なくして香匣を造る」などと定義されている。 一方、「香箱座り」の語は主要な辞書にも青空文庫にも見当たらない。しかし少なくとも近時ネット上でよく使われる単語であることは確かである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香箱座り」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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