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香良洲神社(からすじんじゃ)は、三重県津市香良洲町にある神社。近代社格制度に基づく旧社格は県社で、香良洲町の町名の由来となった神社である〔桂樹社グループ 編(1984):177ページ〕。 伊勢神宮皇大神宮(内宮)の祭神・天照大御神の妹神とされる稚日女命(わかひるめのみこと、天稚日女命とも)を祀る〔三重県観光連盟 監修(1989):130ページ〕。このため「お伊勢詣りをして加良須に詣らぬは片参宮」と言われ、年中参拝者が絶えなかったという〔三重県観光連盟 監修(1989):131ページ〕。 == 概要 == 主祭神は稚日女命、相殿神として御歳大神を祀る〔香良洲町教育委員会 編(1993):517ページ〕。社殿は神明造で、天照大御神の妹神とされる稚日女命を祀るが、文献には伊勢神宮との関係は書かれていない〔香良洲町教育委員会 編(1993):518ページ〕。神体は石で、本殿内に白木の箱に入れて納められている〔加藤・南(2012):26ページ〕。20年に一度遷宮を行う〔みえ歴史街道構想津安芸久居一志地域推進協議会(2002):27ページ〕。主祭神の稚日女命は婦人の守護神だとされ、機織との関係があることから紡績業界からの信仰、神功皇后の軍船を守護し導いたという神話から航海の神・海の守り神としても信仰されている〔。神宮との関係から教派神道の大本の関係者の参拝も多く行われてきた〔香良洲町教育委員会 編(1993):523ページ〕。 神域は伊勢湾に面した松林の中にある〔ワークス 編(1997):39ページ〕。境内は9,997坪あり〔香良洲町教育委員会 編(1993):520ページ〕、本殿や拝殿〔のほかに境内社の小香良洲社、大国社、稲荷社、浜宮、忠魂社、厩社、絵馬や写真を奉納する絵馬殿がある〔香良洲町教育委員会 編(1993):520 - 522ページ〕。小香良洲社は稚日女命の荒魂と香良洲町内11社から合祀した神々を祀る〔香良洲町教育委員会 編(1993):520 - 521ページ〕。社宝として、「伯爵東郷平八郎元帥自筆の額」と「徳富蘇峰自筆の額」を有する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香良洲神社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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