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(n) traditional incense-smelling game・ 香道 : [こうどう] (n) traditional incense-smelling game
香道(こうどう)とは、日本の伝統的な芸道で、一定の作法のもとに香木を焚き、立ち上る香りを鑑賞するものである。香あそびということもある。 香木の香りを聞き、鑑賞する聞香(もんこう)と、香りを聞き分ける遊びである組香(くみこう)の二つが主な要素である。 香道においては香を「聞く」と表現するのが正式であり、「嗅ぐ」という表現は不粋とされる。本項においても「聞く」と表現する。 == 歴史 == 日本書紀によると、香木は推古天皇3年(595年)に淡路島に漂着したといわれる〔『日本書紀』巻22。〕。日本香文化の源流は古代インドから中国をへて、仏教と共に入り、香木が焚かれるようになった。平安時代になると、宗教儀礼を離れて、香りを聞いて鑑賞するようになり、薫物合せ(たきものあわせ)などの宮廷遊戯が行われた〔薫物合せは、『源氏物語』第32帖「梅枝」に描かれている。〕。 芸道としての香道が確立したのは、室町時代の東山文化の頃で、茶道や華道が大成するのとほぼ同時期に香道の作法も整い、現在の形に近いものになったと考えられている。この頃、それぞれに異なる香りを有する香木の分類法である「六国五味」(りっこくごみ、後述)なども体系化された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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