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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 馬 : [うま] 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
''注:本稿では馬の被毛全体については取り扱わない。馬の被毛の色については「馬の毛色」を参照のこと。'' 馬のマーキングとは、馬の性別、毛色、白斑、旋毛及びその他の特徴のうち、性別、毛色を除いた、馬それぞれの特徴のことである。馬の個体識別に用いられる。 通常馬のマーキングは芦毛や佐目毛などの明るい色の馬を除き、褐色のベースカラーに特徴的な白い模様の部位(白斑〔櫻井他2004、118頁。〕)を持つ。大部分の馬はいくつかのマーキングを持ち、そしてそれらは馬の個体識別に役立つ。マーキングは出生時には既に存在して、一生変わることがない。馬が成長したり、毛が生え替わったりしたとき、マーキングが僅かに変わったかのように見えることがある。しかし違いは単に被毛の長さに要因があって、マーキングの下地が変わるわけではない。 == 顔のマーキング == 顔のマーキングは、通常場所と形状によって表される。複数のマーキングがある場合はそれぞれ別に名を付けられる。顔のマーキングは以下のものの組み合わせから成り立つ。 ;星(ほし) :額にみられる白斑。親指より小さな場合小星、握り拳より大きい場合大星と呼ぶ。 ;曲星(きょくせい) :曲がっている星。 ;乱星(らんせい) :形状の乱れている星。 ;流星(りゅうせい) :星が鼻筋方向に流れているもの。細分すると大流星、小流星、曲流星、乱流星に分けられる。 ;環星(かんせい) :星が環状をなしているもの。 ;鼻梁白(びりょうはく) :鼻筋にある一般に縦長の白斑。鼻骨の幅より広い場合鼻梁大白、親指の幅より狭い場合鼻梁小白と呼ぶ。 ;鼻白(びはく) :鼻にある白斑。鼻骨の幅より広い場合鼻大白、親指の幅より狭い場合鼻小白と呼ぶ。 ;唇白(しんはく) :唇にある白斑。それぞれ白斑のある位置により上唇白、下唇白という。 ;作(さく) :額から鼻筋を通り鼻まで続いている白斑で、その幅がおおむね鼻骨の幅と同じであり真っ直ぐであるもの。鼻骨の幅を超える場合大作、親指の幅より狭い場合細作と呼ぶ。 ;白面(はくめん) :額より鼻筋を通り鼻まで続く白斑で、顔面の半分以上を占める場合、または両目の幅に及ぶものを呼ぶ。 右の図を解説すると以下の通りとなる(括弧内は英語での呼び名)。 ;上段 :大流星鼻梁白鼻白(Blaze)、小流星鼻梁白鼻白(Stripe)、流星鼻梁白鼻白(Thin blaze and snip)、乱流星鼻梁白鼻白(Irreglar blaze)、流星断鼻梁鼻白(Interrupted stripe)、白面(Bald face)。 ;下段 :小星(Faint star)、星(Star)、流星鼻梁小白(Star and strip)、曲流星(Irreglar star)、鼻小白(snip)、唇白(Lip marking)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「馬のマーキング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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