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馬場用水 : ミニ英和和英辞書
馬場用水[ばんばようすい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 
馬場 : [ばば]
 【名詞】 1. horse-riding ground 
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
用水 : [ようすい]
 【名詞】 1. irrigation water 2. water for fire 3. city water 4. cistern water 

馬場用水 : ウィキペディア日本語版
馬場用水[ばんばようすい]

馬場用水(ばんばようすい)は、埼玉県久喜市(久喜区域・久喜地区)を灌漑していた農業用水路である〔 『久喜町全図』、1966年、人文社、国立国会図書館蔵〕〔『久喜町全図』 久喜町発行 昭和43年4月 修正 行政資料番号 No.B6401 久喜市公文書館蔵〕。
== 概要 ==
旧久喜町のうち大字久喜本・大字久喜新(両大字は現在の久喜本・久喜新の他、おおよそ上町(一部)・本町・久喜中央・久喜北2丁目(一部)・南・久喜東(一部)など)には北西より東南にかけて台地が存在していた。この台地の上に久喜の町場が築かれ、久喜本本町・久喜本字仲町・久喜新字仲町・久喜新字新町など(いずれも現在の本町・久喜中央など)のとして発展してきた〔『埼玉県第九区地引番号全図No.1、No.2』 行政資料番号 No.3640 久喜市公文書館蔵〕〔『久喜新・久喜本・野久喜・古久喜(複製)』 行政資料番号 No.3637 久喜市公文書館蔵〕。この久喜本・久喜新のうち、北側に所在している低地水田などを灌漑していたのがこの馬場用水である。
武藏國郡村誌(第十二巻 127項)にも記述の見られる馬場用水はかつて久喜町の主要灌漑用水路であったが、現在では流域周辺の市街化・宅地化などによって農業用水の需要が次第に薄れていき、今日では部分的に流路が現存している。この現存流路は開渠区間も存在するが暗渠化されたり、または埋め立てられた区間も多い。埋め立てられた区間に関して、久喜中央4丁目・1丁目付近ではほぼ流路跡が市道となっているため、痕跡をたどることはある程度可能である〔 - 久喜市ホームページ〕。このような現状から今日の残存流路はもっぱら用水路としてではなく都市排水路として用いられている。なお、流路の詳細に関しては下記の流路節を参照されたい。
このうち起点付近よりたどることのできる現存流路は、本町7丁目地内にて本町小学校を建設した際、元の流路が現在の学校敷地の中央部を西から東へと流下していたので学校敷地の南側を流下するように流路を付け変えられた。また起点付近より流下してくる水流のほとんどは農業用水の需要が希薄となったこともあり、今日では本町小学校の建設の際に学校敷地の北側に整備された排水路へと馬場中橋にて分水し、導水されている。この分水路は中落堀川へと至っている。
もう一つの残存流路は現在ではかつての馬場用水の上流域と離されたこともあり、都市排水路として機能している。この水路の現存流路は本町8丁目のトイザらス駐車場建設の際に幾分か再整備されている。この駐車場より下流の開渠区間はほぼ元の流路の残存部分である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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