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馬絹古墳 : ミニ英和和英辞書
馬絹古墳[まぎぬこふん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 
: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
古墳 : [こふん]
 【名詞】 1. ancient (mound) tomb 

馬絹古墳 : ウィキペディア日本語版
馬絹古墳[まぎぬこふん]

馬絹古墳(まぎぬこふん)は、神奈川県川崎市宮前区にある円墳である。神奈川県指定史跡。特殊な構造の石室には壁画が確認されている。
== 概要 ==
馬絹地区の丘陵南斜面に立地し、幅3.5mの周溝が南東部を除き墳裾を巡る。
主体部は南南東に開口する、泥岩の切石切組積み中心(一部五目積み)の両袖型玄門付横穴式石室である〔大塚初重小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、531頁〕。全長9.6m、玄室長約3m、幅約3m、高さ約3mを測り、羨道部の構造は通常のものと異なり、柱石を用いて3区分されている。このような石室は東京都北大谷古墳等で確認されている。またもっとも重要な奥室の規模が、縦・横・高さとも約3mである点から、1尺が29.6cmの唐尺で設計されたものと考えられる〔馬絹古墳 川崎市教育委員会 〕。長さは、奥2.64m、中央1.5m、前1.5mを測る。玄室奥壁には高さ2.2m、幅1~1.6mの一枚石を置いている。玄室平面形は正方形であるが、上方に昇るにつれ、胴張り状をなし、天井石は円形になっていて、側壁の持送りが著しい。
石室内は、昭和46年の発掘調査時点ですでに盗掘を受けていたので、副葬遺物等はわからない。しかし、木棺に打ちつけたと思われる鉄釘が、奥室部を中心に79点も発見されている。この数量と発見位置から推測して、木棺は複数個であったものと思われる〔。
石室の側壁石の接合面には白色粘土が塗られ、玄室奥壁と左側壁に白色粘土で円形文と判然としない文様が認められた。
築造年代については7世紀中頃と推定される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「馬絹古墳」の詳細全文を読む




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