|
【名詞】 1. horse-riding 2. horsemanship 3. equestrian art 4. dressage =========================== ・ 馬 : [うま] 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) ・ 馬術 : [ばじゅつ] 【名詞】 1. horse-riding 2. horsemanship 3. equestrian art 4. dressage ・ 術 : [すべ] 【名詞】 1. way 2. method 3. means
馬術(ばじゅつ)は馬に騎乗して運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ、技術体系、また競技種目である。 ==概説== 現代における馬術を大きく分類すると「ブリティッシュ馬術」と「ウェスタン馬術」の2つに分類される。「ブリティッシュ馬術」はヨーロッパ発祥の馬術であり、それに対して「ウェスタン馬術」は新大陸におけるカウボーイ乗馬を起源とした馬術である。 ヨーロッパの馬術は古代ギリシアで発達し、クセノポンの著作は現存する最古の馬術書として知られているが〔、近代馬術はルネサンス期のイタリアでクセノポンの再評価から始まった〔。18世紀フランスのド・ラ・ゲリニエールは、この流れを集大成し「近代馬術の父」と呼ばれている。また、19世紀ドイツのシュタインブレヒトは現在のドイツ馬術全盛の基礎を築いた馬術家として知られており、彼らの騎乗法・調教法が今日の馬場馬術の基礎をなしている。 一方、障害飛越競技、総合馬術の分野では、20世紀初頭、イタリア騎兵将校のカプリリーが編み出した、鐙を短くして上半身を前傾させる騎乗法が広く採用されている。 日本の古来からの馬術は日本でもほとんど廃れ、一部の研究家が実践するにとどまっている(時代劇や大河ドラマなどでも乗馬シーンのほとんどは、ブリティッシュかウェスタンの馬術によっている)。 上二者は技術もスタイルも大きく異なっているが、双方に共通する最も大きな特徴は愛馬精神の尊重である。オリンピックでは動物を使用する唯一の種目であり、選手自身の性別に左右されること無く純粋に個人の技量を競うことの出来る唯一の競技でもある。 なお、オリンピックでは、馬場馬術(Dressage ドレッサージュ)、障害飛越競技(jumping ジャンピング)、総合馬術(Eventing イベンティング)の3種目によって行われるが〔、FEIによって開催される世界馬術選手権(World Equestrian Games)ではこれらに加え、長途騎乗(エンデュランス)競技(endurance riding)、レイニング(Reining)、馬車競技(en:Combined driving)、障害者馬術(en:Para-equestrian パラエクエストリアン)、軽乗競技(en:Equestrian vaulting)、の計8種目により行われる。 かつて、パリオリンピック(1900年)では「乗馬走り高跳び」「乗馬走り幅跳び」の2種目があったが、転倒・落馬の危険が高いため、この回のみで廃止された。アントワープオリンピック(1920年)では「乗馬フィギュア(個人・団体)」の種目があったが、この回のみで廃止された。近代オリンピックにおいては、ヘルシンキオリンピック(1952年)にて軍人以外の男子および女子の参加が認められるまでは、馬術は軍人だけが参加できる競技であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「馬術」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|