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馬 俊仁(ば しゅんにん)は中華人民共和国の陸上競技指導者。1990年代に世界記録を続出した馬家軍(ばかぐん、マーチャージン)のコーチ、総帥として知られる。馬家軍は日本語では馬軍団(マーぐんだん)と表記される。 ==人物== 1977年鞍山師範学校卒業後、中学校の教員として奉職。自身に陸上競技の経験は無かったが競技指導を始め、1986年に生徒が遼寧省の大会で優勝を収める。その後1988年遼寧省運動科学技術学院コーチに就任〔藤田健史「広島アジア大会 中国陸上・馬軍団 強さ支える練習、食事量」『毎日新聞』1994年8月22日東京夕刊、2頁、スポーツ面。〕。世界中の指導方法の情報を求めては研究して指導法に生かし、1993年9月の中国全国運動会で曲雲霞、王軍霞らが女子中長距離種目の世界記録を相次いで更新するなど、その手腕は世界の耳目を集める〔。1994年、行きすぎた管理と金銭問題から選手の離反を招き、また同時期に癌や交通事故に見舞われるなど健康問題をも抱えて指導を一時離れるが、後に復帰〔Yamada, Takashi and Mochizuki, Jiro (1998-01-20). The comeback of Ma IAAF. 2010年8月10日閲覧。〕。1997年10月には董艶梅、姜波が相次いで女子5000mの世界記録を更新した。ドーピング疑惑によって2000年シドニーオリンピック出場ができず、2004年失意のうちにコーチを辞任し競技指導を離れた。コーチ引退後はドッグブリーダーとして過ごしている。ドーピング疑惑について一貫して否定、血液成分の変化は高地トレーニングと日常の訓練によるものと説明している〔竹内誠一郎 「中国・馬軍団元コーチ いまでは犬のブリーダー」『読売新聞』2007年4月10日東京朝刊、スポーツC面、26頁。〕。 陸上競技指導から得た知識をもとに作成した栄養ドリンクの調合レシピを中国企業に売却し1000万元(当時1億2000万円)を得るなど商機に明るかった〔。日本では、冬虫夏草をもとにした馬軍団の疲労回復ドリンクとして大手商社が販売権を得て発売した〔「馬軍団ドリンク効果? 好投した桑田投手が愛飲 発売元の日商岩井はニンマリ」『読売新聞』1994年11月8日東京朝刊、C経済面、9頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「馬俊仁」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ma Junren 」があります。 スポンサード リンク
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