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下関駅(しものせきえき)は、山口県下関市竹崎町四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の駅である。 == 概要 == 本州の最西端・下関市の中心駅であり、本州の瀬戸内海側を走る山陽本線、日本海沿岸を走る山陰本線、そして関門トンネルを通り九州へと渡る列車のジャンクションとして機能している。また構内にはJR西日本下関総合車両所運用検修センターがある。 1987年の国鉄分割民営化以降、当駅はJR西日本とJR九州の境界駅となった。路線としては当駅は山陽本線の中間駅であるが、当駅より本州側の神戸駅までがJR西日本、九州側の当駅 - 門司駅間の1駅間がJR九州の管轄となった。両社の会社境界は関門トンネルの下関側入口付近にあり、駅構内はJR西日本の所属になる。なお山陽本線は両方面ともJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っており、当駅構内に貨物施設も設けられている。またJR西日本に所属する山陰本線の終点は1駅隣の幡生駅を終点としているが、同駅を通る全列車が山陽本線経由で当駅に乗り入れている。 以前は「にちりん」「いそかぜ」等の特急列車、多数の東京・大阪 - 九州間のブルートレインが発着していたが、2009年3月14日(当駅基準)の下り「富士・はやぶさ」を最後に当駅発着の定期優等列車は廃止された。 普通列車に関しては、JR九州の列車は本州側の直流電化と九州側の交流電化の両方に対応した415系電車で運転されており、門司駅を経由して鹿児島本線小倉駅まで直通する運転が大半を占め、一部の列車は小倉駅経由で日豊本線行橋・宇佐方面や鹿児島本線博多方面へ乗り入れる。かつてはこれらの各路線に直通する普通列車が本州側の新山口駅(旧・小郡駅)から運行され、一部は宇部線経由列車も存在していた。また山陰本線の気動車列車が関門トンネルに入る運用もあったが2005年10月のダイヤ改正で、普通列車はすべて当駅で系統分割された。そして前述のブルートレインの廃止により、山陽本線も含めて当駅以降を直通運行する定期旅客列車は設定されていない。また、2009年3月までは当駅から九州側への列車の半数以上が日豊本線に直通していたが、2009年3月のダイヤ改正により、日中の日豊本線の列車は小倉駅始発が基本となり、当駅からの九州方面の列車は当駅 - 小倉駅間の折り返し運転が基本となった。 当駅はJR西日本の直営駅であり、山陽本線の厚狭駅 - 当駅間と山陰本線の小串駅 - 綾羅木駅間を管轄する下関地域鉄道部の最寄り駅でもある。当駅はJR西日本の管轄であり、ホーム・駅舎の管理および駅業務を同社が担当するが、JR九州との境界駅であるため、JR九州の集札システム変更の影響を受けている(後述)。 2009年 - 2013年にかけて駅構内および駅周辺の大幅な改修工事が順次進められた(詳細後述)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下関駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shimonoseki Station 」があります。 スポンサード リンク
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