|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 駅 : [えき] 【名詞】 1. station ・ 馬 : [うま] 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi)
駅馬(えきば/はゆま)とは、駅家に配置され、駅路の通行に供用された馬。 == 概要 == 駅馬は駅戸によって飼育(ただし、実際には九等戸の中中戸以上)され、厩牧令によれば官道の中でも大路の駅には20疋、中路の駅には10疋、小路の駅には5疋の馬が設置されるのが原則であるが、道の分岐点や難路など個々の駅が持つ条件が考慮されて国司の裁量で増減が行われた。また、駅の統廃合によって余剰の馬が近隣の駅に配置される場合もあった。このため、10世紀初めに作成された『延喜式』兵部省式に記された駅に置かれた馬数が規定と異なるものが多く、中には40疋を擁する駅もあった。なお、国司は毎年駅馬を検査して病気や年老いた馬の代替や何らかの事情で駅馬の数が不足した場合には、駅稲をもって民間の良馬を買い上げることで補われていた(『延喜式』主税寮式)。ただし、駅家の従事者(駅長・駅子)や利用者の扱い方が原因で馬を死損させた場合には弁償を求めることができた。公用で駅馬を用いる者(公務出張の官人・駅使など)は、駅鈴を提示し、その剋数(刻み目の数。なお、剋数は利用者の地位によって異なる)と同じ数の馬が提供され、道案内と利用後の駅馬の帰還のために駅子1名が同行した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「駅馬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|