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駆逐型デストロイヤー艦(くちくがたデストロイヤーかん)は、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場する架空の宇宙駆逐艦。デザイン担当は加藤直之、松崎健一。 「デストロイヤー」は英語で駆逐艦のことなので、「駆逐型デストロイヤー艦」では意味が重複してしまうが、この場合、ガミラスの駆逐型戦艦〔『公式設定集 宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定・資料版』における正式表記。(バリエーションが)3タイプ存在すると書かれていることから、固有名称ではなく、ガミラス帝国内における艦種、あるいは類別と思われる。〕に大別される艦種の中での、任務や形状による形式分類を示すものと推測される。 単に「ガミラス艦」と言えば大抵本艦を指す。 == 概要 == ガミラス帝国、ガルマン・ガミラス帝国においてその範囲・期間ともに最も多く運用されている艦であり、艦隊の護衛・哨戒・威力偵察などさまざまな任務をこなす。その大きさから他勢力の駆逐艦に相当する小型戦闘艦である。但し、本艦級を全長180mの巡洋艦とする本もあった〔アニメージュ(1982年頃。月号不明。ヤマト、アンドロメダ、銀河鉄道999と共にシルエットではあるがサイズ対比の際に掲載。本艦をデストロイヤー級巡洋艦と表記。〕。 他国の駆逐艦のような補助艦艇ではなく中心戦力であり、ガミラス帝国内における主力艦で、他作品を例にあげると、『スター・ウォーズ・シリーズ』のスターデストロイヤーに近い。 魚、もしくは爬虫類に似た独特の生物的フォルムを持ち、基本兵装は艦首(目に相当する部分)に大型エネルギー砲〔劇中描写及び『別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト総集編』(学研)のP79より。〕2門、ガミラス式の無砲身3連装エネルギー砲塔が甲板部に艦首2基、艦尾1基の計3基、艦底部に2基(劇中描写では1基に描かれることもある)、舷側部に3連装砲をセットにしたケースメイト式スポンソン(砲郭〔射角が限定で、全周旋回不能なので砲郭である。〕)〔設定図ではフォーク状。三面図では針状の砲身を持ちデザインに差違がある。〕が4基、両翼部に小型魚雷発射管左右各2門計4門、及び5連装エネルギー機関砲2基〔冥王星迎撃作戦にてブラックタイガーに対して使用。〕などがある。ただし、艦首エネルギー砲については、各種雑誌媒体にて、魚雷発射管とする異説も多い。 沖田艦の主砲であるフェザー光線砲を弾き、沖田十三をして「奴らには、この艦では勝てない」と言わしめた防御装甲を持つ。ただし宇宙突撃駆逐艦のミサイル(魚雷)などの、実体弾による攻撃は有効である。 異次元空洞での航行能力がある。 艦体色はガミラスのイメージカラーのひとつである緑。艦首にあるツノの部分は濃い緑である。大型エネルギー砲の砲ロ部分は内部に行くにしたがって、橙から黄に塗り分けられている。艦橋のアンテナ及び煙突状構造物は、黄色で塗装されていることもある。準備稿ではグリーンとダークブルーの二色迷彩が提案されたが、アニメスタッフの「彩色が面倒」「動かすのに手間が掛かりすぎる」との理由で却下されている。なお、この時の意趣返しとして松本零士は、劇場版『銀河鉄道999』のクイーン・エメラルダス号を「敢えて迷彩塗装にした」と語っている。また、この準備稿では各砲塔は無砲身ではなく、舷側部の砲郭も3連装ガトリング砲状のデザインになっていた。 デザイン的に同一のコンセプトで建造された艦として、高速巡洋型クルーザーや駆逐型ミサイル艦も存在する。詳しくはガミラス艦の項参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「駆逐型デストロイヤー艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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