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駿河湾(するがわん)は伊豆半島先端にある石廊崎と御前崎を結ぶ線より北側の海域〔出典 : 伊勢湾環境データベース 『駿河湾流域の概要』 - 国土交通省中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所、2012年11月1日閲覧〕。最深部は水深2500mに達し、日本で最も深い湾である〔2位は相模湾の1,500m、3位は富山湾の900m〕〔出典 : 日本一深い湾 駿河湾 - 静岡県、2012年11月1日閲覧〕。 == 概要 == 駿河湾は湾口幅が56km、奥行が約60kmあり、 表面積は約2,300km2。約60万年前にフィリピン海プレートに載った火山島であった伊豆半島が本州に衝突して駿河湾ができた〔出典 : 伊豆半島ジオパークのテーマ - 伊豆半島ジオパーク、2012年11月1日閲覧〕。湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界、その北端部である駿河トラフが湾の南北に通るために深度が深い。富士川河口部にあたる湾の最奥部では、海岸からわずか2km地点で水深500mに達する〔出典 : 古地理調査 「狩野川・安倍川・大井川 川の流れと歴史のあゆみ」 -国土地理院、2012年11月1日閲覧 〕。 伊豆半島や伊豆諸島から沖縄県の各諸島までは、太平洋の一海域であるフィリピン海であり、駿河湾もその一海域に含まれる。 湾の西側は大井川、安倍川、富士川などの一級水系が多く、河川水の影響を強く受けている。また、海底地形が複雑で多くの海底谷を有する。これに対し、湾の東側は伊豆半島の中央を流れる一級水系の狩野川の河口が、湾奥にあるため流入河川が少なく表層水が比較的、澄んでいる。また、西側と異なり海底谷は少なく、海食崖や、島嶼が多くなる。 湾南西域には水深平均100m、最浅部32mの石花海(せのうみ、または石花海堆)と呼ばれる台地が存在し、好漁場となっている。この石花海は2つの高まりからなり、北側を石花海北堆()、南側を石花海南堆()と呼ぶ〔出典 : 各種論文より〕。 駿河湾の一海域として、湾奥の沼津市沖のごく小さい海域が、内浦湾()と江浦湾()と名づけられている。また、湾の東側にある三保半島で分けられた海域が折戸湾()と呼ばれている。 なお、先述の駿河トラフが湾に通るため、これが巨大地震とされる東海地震を起こすと一般的に考えられている。2009年(平成21年)8月11日にはマグニチュード6.5の駿河湾地震が起きたが、気象庁などの発表ではこの地震と東海地震の関連性について直接的には関係ないとした〔出典 : 駿河湾地震 (2009年)2012年10月11日10:54版より引用〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「駿河湾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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