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(n) chivalry =========================== ・ 騎士 : [きし] 【名詞】 1. knight ・ 騎士道 : [きしどう] (n) chivalry ・ 士道 : [しどう] 【名詞】 1. chivalry 2. samurai code
騎士道(きしどう、)は、ヨーロッパで成立した騎士階級の行動規範。 == 概要 == 騎士たる者が従うべきとされたものだが、決して現実の騎士の行動が常に騎士道に適っていたわけではない。むしろ(ブルフィンチなどが指摘するように)兵器、鎧を独占する荘園領主などの支配層は、しばしば逆の行動、つまり裏切り、貪欲、略奪、強姦、残虐行為などを行うことを常としていた〔トマス・ブルフィンチ 野上弥生子訳 『中世騎士道物語』岩波書店〕。だからこそ彼らの暴力を抑止するため、倫理規範、無私の勇気、優しさ、慈悲の心といったものを「騎士道」という形で生み出したとも言える。しかし建前であって通常の騎士であれば遵守することは難しく、騎士道に従って行動する騎士は周囲から賞賛され、騎士もそれを栄誉と考えた。 騎士が身分として成立し、次第に宮廷文化の影響を受けて洗練された行動規範を持つようになった。騎士として、武勲を立てることや、忠節を尽くすことは当然であるが、弱者を保護すること、信仰を守ること、貴婦人への献身などが徳目とされた。 特に貴婦人への献身は多くの騎士道物語にも取上げられた。宮廷的愛(courtly love)とは騎士が貴婦人を崇拝し、奉仕を行うことであった。相手の貴婦人は主君の妻など既婚者の場合もあり、肉体的な愛ではなく、精神的な結びつきが重要とされた。騎士側の非姦通的崇拝は騎士道的愛だが、一方、貴婦人側からの導きを求めつつ崇拝するのが宮廷的至純愛である。 騎士道は西欧の社交術にも影響を与えた。例としてレディーファーストが挙げられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「騎士道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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