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驂馬(さんば)は、大日本帝国陸軍の砲兵、輜重兵の輓馬で、補助的な役割を果たすウマである。 ==概要== 砲兵、輜重兵の輓馬は、服馬と驂馬とで1騈とされたが、輓量によっては騈馬を前後に連繋することがあった。 驂馬は服馬の左側に騈馬されたが、ただし驂馬に御者は乗せず、服馬の御者によって御された。 つまり驂馬の鞍は、たんに輓具を吊り下げ、属品を縛着すればよいもので、乗鞍よりもきわめて簡単なものであった。 驂馬の勒もまた同様で、その韁は本韁と牽韁とから成り、本韁は馬体の右側で驂馬の勒に控着し、牽韁は馬体の左側でその端を服馬の鞍に控着する。 服馬の御者はこの牽韁で驂馬を御するのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「驂馬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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