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骨利幹(こつりかん、ピンイン:Gŭlìgàn)は、6世紀から7世紀にかけて、中央ユーラシアに分布したテュルク系民族鉄勒の有力部族のひとつ。突厥碑文〔キュル・テギン碑文。〕にある三姓クリカン(Üč Qurïqan)の音写と考えられている。 ==歴史== 骨利幹は中国から最も遠かったため、永らく中国と通好していなかったが、貞観21年(647年)8月になって、骨利幹は唐へ使者を派遣し、初めて朝貢した。 骨利幹が入朝したので、唐の太宗は雲麾将軍の康蘇密を派遣して、骨利幹をいたわり、答礼させ、その地方を玄闕州とした。骨利幹の大酋の俟斤(イルキン Irkin:部族長の称号)は使者を派遣して唐に馬を献上した。 龍朔中(661年 – 663年)、唐は玄闕州を更に余吾州とし、瀚海都督府に隷属させた。延載(694年)の初めにもまた来朝した。 〔『旧唐書』列伝第一百四十九下 鐵勒、『新唐書』列傳第一百四十二下 回鶻下〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「骨利幹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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