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高井 ルビー(たかい るびー、1904年〔「日本歌劇俳優名鑑」(八宏社・1921年刊)p30。「十八歳」(数え年)と表記されている。〕 - 没年不詳)は日本の歌手、女優である。初期の芸名は「高井爾美」〔「日本歌劇俳優名鑑」(八宏社・1921年刊)p30。「爾」は中国語発音で「ル(ěr)」。なお目次には「高井爾美子」と書かれている。〕(読み同じ)。 == 経歴 == 本名は「天田 春音(あまだ はるね)」〔青山順三「なつかしの一九二〇年代・浅草の歌劇の人びと」グロリヤ出版・1981年刊。「日本歌劇俳優名鑑」(八宏社・1921年刊)では「天谷春音」としている。〕。大正期~昭和初期の浅草オペラでソプラノの歌姫として活躍。歌手・井上起久子に師事し、「高井ルビー」という芸名は彼女に付けられたという。 なお、芸名の由来は駆け出しの頃大学生のパーティに招かれた際、指輪がないので小道具の指輪をはめて行き、学生に「あっ、高いルビー」と言われたのにちなんだと言われる。 新星歌舞劇団、生駒歌劇団を経て関東大震災後には清水金太郎・田谷力三らの居る森歌劇団に所属していた。 このころからオペレッタ風の童謡歌劇や流行歌などを吹き込み、同じく浅草オペラで活躍した二村定一らとのデュエットもした。 ちなみに「君恋し」は二村定一よりも先に吹き込んでいる。 引退後、1960年代には横浜で旅館を経営〔榎本健一「喜劇こそわが命」p72 栄光出版社・1967年刊〕。晩年は実妹とともに静岡県熱海市で過ごし、1981年以前に同地で生涯を閉じたという〔青山順三「なつかしの一九二〇年代・浅草の歌劇の人びと」グロリヤ出版・1981年刊〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高井ルビー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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