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高低圧理論 : ミニ英和和英辞書
高低圧理論[こうていあつりろん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
高低 : [たかひく]
  1. (n,vs) high and low 2. rise and fall
低圧 : [ていあつ]
 【名詞】 1. low pressure 2. low voltage
: [り]
 【名詞】 1. reason 
理論 : [りろん]
 【名詞】 1. theory 
: [ろん]
 【名詞】 1. (1) argument 2. discussion 3. dispute 4. controversy 5. discourse 6. debate 7. (2) theory 8. doctrine 9. (3) essay 10. treatise 1 1. comment

高低圧理論 : ウィキペディア日本語版
高低圧理論[こうていあつりろん]

高低圧理論(こうていあつりろん)とは、第二次世界大戦中にドイツで開発された火砲の発射方式に関する理論である。この理論に基づいて戦後にグレネードランチャーが開発され世界中で使用されている。高低圧理論という名称は弾薬の薬莢内に高圧室と呼ばれる装薬の詰った燃焼室と、燃焼ガスを導いて弾薬に伝える低圧室(減圧室)を持つところから由来している。
通常の火砲や銃に比べて腔圧曲線が平坦であるため最大腔圧が低く、銃身や弾丸の肉厚を薄く、強度を低く抑えることが出来、反動も小さい。第二次大戦中、ドイツ軍は対戦車砲として8 cm PAW 600及び10 cm PAW 600を開発。当時の主力対戦車砲である7.5 cm PaK 40の重量が1,500kgであったのに対し、8cm(実際は口径81.4mm)型は640kg、10cm(実際は口径105mm)型で1,035kgと、反動が小さい分軽量に作ることができた。しかし砲弾の初速は前者で520m/s、後者で5 - 600m/sと同時期の対戦車砲に比べ遅いため、HEAT弾の使用が前提となっていた。また名称も「砲」ではなく「投射器」となっている。
== 特徴 ==

* 銃身の最大腔圧が低いため銃身の必要強度が低く、小型軽量化しやすい。
* 反動が小さく、人間が保持して、あるいは極めて簡易な保持装置で射撃することが可能である。
* 反面、弾速が遅くなることで弾道の直進性も損なわれ、射程と命中精度は低下する。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「高低圧理論」の詳細全文を読む




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