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高円 広世(たかまど の ひろよ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。名はもと広成。文武天皇の子か。氏姓は石川朝臣のち高円朝臣。官位は正五位下・伊予守。 == 出自 == 『新撰姓氏録』によると、高円氏(高円朝臣)は広世を祖とする皇別氏族で、さらに広世は当初母方の氏姓である石川朝臣を称していたとされる〔『新撰姓氏録』右京皇別〕。そのため、広世を文武天皇とその嬪であった石川刀子娘の間に生まれた皇子で、和銅6年(713年)に石川刀子娘が嬪の称号を廃された際に、広世も皇籍を剥奪されたものと考えられている〔角田文衛による(「首皇子の立太子」『律令国家の展開』塙書房、1965年)。〕。これに対して『新撰姓氏録』に記されたのは広世の母が石川朝臣の出であることのみで石川刀子娘であるという証拠は存在しないこと、石川朝臣は元々皇別である以上そこから分かれた高円朝臣も皇別氏族となるとして、広世が何らかの事情で父親の戸籍に入れなかったことと『新撰姓氏録』編纂時にはその父親が誰であったか不明であったこと以上の事実は確認できず、文武天皇と石川刀子娘の子である事実は認められないとする反論もある〔河内祥輔による(『古代政治史における天皇制の論理 増訂版』吉川弘文館、2014年、P95-96(原版は1986年))。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高円広世」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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