翻訳と辞書
Words near each other
・ 高千穂橋梁
・ 高千穂河原
・ 高千穂温泉
・ 高千穂町
・ 高千穂町立上野中学校
・ 高千穂町立向山中学校
・ 高千穂町立岩戸中学校
・ 高千穂町立田原中学校
・ 高千穂町立高千穂中学校
・ 高千穂皇神
高千穂神楽
・ 高千穂神社
・ 高千穂簡易裁判所
・ 高千穂線
・ 高千穂警察署
・ 高千穂通
・ 高千穂通り
・ 高千穂通り (宮崎市)
・ 高千穂遙
・ 高千穂遥


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

高千穂神楽 : ミニ英和和英辞書
高千穂神楽[たかちほ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
: [せん ち, ち]
 【名詞】 1. thousand 2. many
: [ほ]
 【名詞】 1. ear (of plant) 2. head (of plant) 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神楽 : [かぐら]
 【名詞】 1. ancient Shinto music and dancing 
: [たのし, らく]
  1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease 

高千穂神楽 ( リダイレクト:高千穂の夜神楽 ) : ウィキペディア日本語版
高千穂の夜神楽[たかちほのよかぐら]
高千穂の夜神楽(たかちほのよかぐら)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町に伝わる民俗芸能。毎年11月中旬から2月上旬にかけて、町内のおよそ20の集落でそれぞれ氏神を民家等に迎えて奉納される神楽の総称である。幸多き秋の実りに感謝し、来年の豊穣を祈願するため神々に33番の神楽を奉納する。その他、一般向けに天岩戸神社の「天岩戸夜神楽33番大公開まつり」(11月3日)や高千穂神社の「神話の高千穂夜神楽まつり」(11月22・23日)としても披露され、高千穂神社の神楽殿では年間を通じて毎夜観光客向けに代表的な4番を演じている。国の重要無形民俗文化財
現在は神道信仰に基づく行事として行われているが、実態は狩猟採集文化や農耕文化の名残を留めつつ、修験道陰陽道仏教の影響、さらに国学による修正もうかがわれ、日本の文化を織り成す多様な要素が混在する。〔梅原猛『天皇家の“ふるさと”日向をゆく』〕。

== 歴史 ==

*伝承では、いわゆる岩戸隠れの神話の中で天照大神が岩窟天岩戸に篭った際、その前で天鈿女命が舞った舞に起源を持つと伝えるが、これは全国各地の神楽に対して一般に語られることである。
*地元に残る文献資料としては文治5(1189)年の「旭大神文書」(高千穂神社所蔵)にある「七日七夜のごじんらく」との記述が「神楽」に相当する語の、長禄4(1460)年の「桑之内二神外宮宣命之状」(高千穂神社所蔵)が「神楽」の語の、宝暦4(1754)年の古文書(五ケ所村庄屋の御用控帳)が「夜神楽」の語のそれぞれ初出であるとされる〔『高千穂町史 郷土史編』高千穂町、2002年〕。
*高千穂の神楽について研究した小手川善次郎はその成立年代を、概ね平安時代の末から源平時代(12世紀後半を指していると思われる)と推定している〔小手川善次郎『高千穂神楽』(遺稿集)、1976年〕。
*岩戸地区に残る町内最古の神楽面「尾迫荒神面」は室町時代の、高千穂神社に伝わる神面は安土時代の作と言われている〔『高千穂町史』高千穂町、1973年〕。
*高千穂神社の祭神である三毛入野命鬼八を退治した後に、その怨霊の鎮魂のために始めた「猪(しし)掛け祭」に端を発するという説もある〔が、この祭の様式やその中で奉納される「笹ふり神楽」の様態が、神楽を含む「素朴な祭祀の名残」、「高千穂神楽の最古型」〔後藤俊彦「高千穂の夜神楽」『神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界』鉱脈社、2008〕という解釈が主流である。
*現在、地域の民家を夜神楽の会場(神楽宿)とし、地域住民が舞を奉納するのが原則となっているが、この形式は比較的新しく、古代、山で行われていたが、村里で行われ、神楽となり締がつくられる様になった。江戸末期ごろまでは神社の社殿か境内の神楽殿において、神職や社人と呼ばれる人々が奉納していたと考えられている〔。
*昭和53年(1978年)5月22日に重要無形民俗文化財に指定されたが、それより前、同45年6月8日に三田井・浅ヶ部部落の神楽が「高千穂神楽」として「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)」とされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「高千穂の夜神楽」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.