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高等学校卒業程度認定試験(こうとうがっこうそつぎょうていどにんていしけん、)とは、高等学校を卒業していない者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定する試験のことである。文部科学省が実施している。一般に高認(こうにん)と呼ばれる。前身は大学入学資格検定(大検)。国家試験の一種である。 == 概要 == 高等学校卒業程度認定試験に合格した場合、以下の効果が発生する。 #公的に「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」とみなされる(高等学校卒業程度認定試験規則第1条)。 #大学・短期大学・専門学校の入学試験の受験資格を得ることができる。 #就職の際、地方自治体・民間企業の一部から高等学校卒業者と同等に扱われることができる。 合格者は高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる〔高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定) 〕。 高等学校卒業程度認定試験合格者は高等学校卒業とは違うが、どちらも国は高等学校卒業の区分としている〔。 国勢調査結果で用いる用語の解説では、最終卒業学校の欄に高等学校卒業程度認定試験合格者とあり、高等学校卒業の区分となっている。 現在では、全日制課程の在籍者にも受験資格が与えられるようになったことや、受験機会が年2回へと変更されたことなどにより、受験者数が毎年増加する傾向となっている。最後の大学入学資格検定(大検)が行われた平成16年度の時点では、出願者が2万4,960人であった。これに対して、平成20年度に実施された高認試験においては3万3,264人の受験者数があり、受験者は4年間で33%の増加を見せた。 高認試験の試験会場は、各都道府県に一か所ずつ設けられている。東京都など受検者の多いところでは国立大学を使用しているが、他の道府県では公立高校を使用するケースが多い。受検者の少ない県では、県庁会議室などを会場として使用する場合もある。 高認試験の解答はすべてマークシート方式で行われている。合格ラインは試験の難易度や平均点によって変動し、年度や科目によっては40%程度の正答率でも合格となることもある。 高認試験の合格者が大学・短大や専門学校等への進学を希望する場合、学習塾や予備校などで補習することが望ましい。 高認の試験勉強では「最低限の基礎的な知識」を学習するだけなので、大学・短大等の入試問題を解く程度の学力を身につけることが難しいためである。 履歴書の資格欄(または学歴欄)への記入例(文部科学省推奨)は、 「平成○○年○○月 高等学校卒業程度認定試験合格」 である。 高校コードは、51000K〔高校コード検索 - 女子栄養大学〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高等学校卒業程度認定試験」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Certificate for Students Achieving the Proficiency Level of Upper Secondary School Graduates 」があります。 スポンサード リンク
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