|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 坊主 : [ぼうず] 【名詞】 1. (1) Buddhist priest 2. bonze 3. (2) close cropped hair 4. crew cut ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god
高坊主(たかぼうず)は、主に四国に伝わる妖怪。 == 概要 == 香川県木田郡、徳島県の他、奈良県生駒郡にも現れたといわれる。 路上に現われて人を脅かす妖怪。徳島の俗信では、麦の穂が出た時期、夕方遅くまで遊んでいると高坊主に化かされるといわれる〔。香川では途方もなく背の高い坊主で、四辻に現れるという〔。香川の長尾町(現・さぬき市)の駒足峠では、両側の山をまたいだ姿で笑いながら現れ、これに遭遇した人が思い切って刀で斬りつけると、それ以来出没しなくなったという話もある。 徳島県三好郡の『三好郡志』には、見下ろせば小さくなるものとあり、似た特徴を持つ乗越入道、入道坊主と同様に見越し入道に類するものとの解釈もある。見越し入道と同様、見上げれば見上げるほど背が高くなるが、高いところから見下ろしたり、驚かずに気持ちを落ち着けて見下ろせば背が低くなるともいう。徳島で見越し入道に類するものに、似た名前の高入道があるが、『三好郡志』では、高坊主のことを徳島の山城谷村(現・三好市)では高入道と呼ぶとされている〔。 一般に人を脅かすだけで直接的な危害は加えないものとされるが、見上げた人の喉笛に噛みつく、香川の寒川町(現・さぬき市)では出遭った人が後に必ず病気になるという言い伝えもある〔。 妖怪画家・漫画家の水木しげるのイラストでは、真っ黒い樹木のような妖怪の姿で描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高坊主」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|