|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 尺 : [しゃく] 【名詞】 1. a measure 2. a rule 3. a scale 4. length ・ 洞 : [ほら, どう] 【名詞】 1. cave 2. den 3. grotto ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
高尺スカイドーム(ゴチョクスカイドーム, 고척스카이돔)は、韓国の首都ソウル特別市の九老区に所在するドーム球場である。 == 概要 == 本球場は韓国が初めて建設に踏み切ったドーム球場である。2009年着工から6年間を費やして建設されたもので、総工費は1948億ウォン。 元々は2007年に閉鎖された東大門野球場の代わりとして一般的な野外球場として計画された。しかし、この周辺にはマンションが多数建設されており、住民から騒音や照明公害に関して苦情が出た。すると、ソウル市は半分だけ屋根で覆われたハーフドーム球場に計画を変更した。そして、韓国代表が北京オリンピックでの金メダルや、ワールド・ベースボール・クラシックでの準優勝を達成すると韓国内で野球への関心が高まったことから、設計を再度変更、完全なドーム球場とした。 床面積81,018m2、地上4階・地下2階で固定観客席18,092席で造成される。 グラウンドから屋根までの高さについては約70mとし、屋根素材としてテフロン加工膜を使用して自然光を採光出来るようにした。グラウンドは最新のハイテク人工芝と、メジャーリーグベースボール仕様の土を採用した。また施設内にはLED照明を設置し、省エネルギーに努めると同時にスポーツジムも併設。また野球以外の各種スポーツ・音楽コンサートなど文化行事にも開催できるように設計された多目的スタジアムとなっている。〔【写真】韓国初のドーム球場、高尺スカイドーム (中央日報日本版2015年9月16日 10月12日閲覧)〕。 本球場をホームスタジアムとして使用する予定のプロ野球チームは韓国野球委員会傘下のネクセン・ヒーローズであり、2016年から2017年の2シーズンの間、本拠地として使用する契約を結んでいる。ただし、年間100日程度、実際に使用した日数に応じて使用料を支払うことになった。また、野球ナショナルチームの国際トーナメント大会である2017年のワールド・ベースボール・クラシック地域ラウンドの開催誘致も念頭において行動をしているが〔<WBC>韓国、2017大会誘致の必要性と可能性は? (中央日報日本版2013年3月6日 2016年10月12日閲覧)〕、初の国際試合として、2015年プレミア12に出場した韓国代表とキューバ代表の親善試合が2015年11月4-5日、2試合開催された。この際、観客の安全上で複数の問題点が指摘され、ソウル特別市は急きょ2016年3月からのプロ野球シーズンまでに間に合わせるように観客席の中間に通路を設置したり、ダグアウトに屋根を敷設、内野ネットの高さが3.5メートルしかなく客が危険、ベンチに屋根がなく選手が危険、ベンチとブルペンを結ぶカメラ、インターホンがなく不便などの工事を開始することになった。ソウル市は、さらに5億8千万ウォンかけて全て改修し観客席も1000席以上減らした。 なお、11月4-5日以後もこの野球場では2015年内に高校野球の秋季全国大会、プロ野球選手によるチャリティー試合、プロ野球選手・指導者の出身高校別対抗戦(野球大祭典)なども行われた。 2016年4月1日、同年のプロ野球レギュラーシーズン開幕戦:ネクセン・ヒーローズ-ロッテ・ジャイアンツが初のプロ野球公式戦開催となる。 ネクセンが本拠地を移転することで木洞野球場はアマチュア専用となるが、本球場でも高校・大学野球の主要大会が開催されることもある。 野球以外では2015年10月10日、男性アイドルグループEXOの公演が初のコンサートでの利用となった。イベント開催時の客席は25000席程度である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高尺スカイドーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|