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高岡御車山会館(たかおかみくるまやまかいかん)は、富山県高岡市守山町にある、重要無形民俗文化財、重要有形民俗文化財両文化財に指定されている、高岡御車山祭にて曳き出す御車山と呼ばれる山車の展示及び、祭礼の由緒と歴史を辿る山車会館で、北陸新幹線の開業に合わせ2015年(平成27年)4月25日に開館した〔「高岡御車山会館オープン 400年の伝統文化通年発信」北日本新聞 2015年4月26日1面〕。 また「平成の御車山」は、御車山会館の建設に合わせ展示用に制作している、2017年度末に完成予定の実物大のレプリカで、完成後は会館にて実物の山車と共に展示される予定である。 == 概要 == 鉄筋コンクリート造り2階建て一部3階建ての会館の外観は、会館が建つ、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている山町筋に多く見られる土蔵造りの家屋を模しており、内部は有料と無料のゾーンからなる。建物の裏側には、悪天候時でも建物内で山車を組立て可能な搬入口がある。 有料ゾーンの円筒形の吹き抜け展示室には、高さ約10mの12面体ガラスケースに御車山1基が展示されており、全7基を4か月交代で通年展示し、2階より通常見ることの出来ない山車上部も見ることができる。また、実物大のレプリカ「平成の御車山」は、完成するまでそれぞれ順次仕上がった部材、鉾留(鳳凰)、轅、車輪、本座人形(前田利長と永姫)、相座人形(満姫)、高欄、幔幕などが随時展示されるほか、祭礼の歴史、行事内容の紹介、各山車の特徴や彫刻、彫金、漆工、染織など工芸品の紹介や、体の動きに合わせ車輪を動かせたり、山車のからくり人形を実際に動かしたり、御囃子に合わせ太鼓を叩いたり等の体験コーナーも設けられている。また、233インチ大型4Kスクリーンのシアターでは、色々な視点から祭礼の様子を紹介している。 無料ゾーンには7基のミニチュア御車山やレプリカのミニ車輪の展示、ギャラリー(お土産)ショップ、カフェ、高岡市の観光地案内などがある。 2015年(平成27年)11月14日には、土蔵棟(山町文化展示「山町筋と土蔵」「山町と佐渡家」)が公開された〔「高岡御車山会館 移築の土蔵一般公開 県内最古級 佐渡家寄贈の2棟」北日本新聞 2015年11月15日31面〕。高岡最古の町医者である佐渡家の「大の蔵」と、「中の蔵」を移築修繕した、いずれも江戸時代の内部が2層の蔵で、「中の蔵」は建築年代が分るものとしては県内最古といわれる1695年(元禄8年)建築の土蔵である。これらの蔵は何度も火災に遭っており、その度に表面を削落とし上塗りしているため、壁の厚みが50cmと建築時の約2倍となっている。土蔵内では佐渡家の紹介、佐渡家所蔵資料、所蔵品の展示、山町の文化などの紹介がされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高岡御車山会館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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