|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 崎 : [みさき] (n) cape (on coast)
高崎線(たかさきせん)は、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から群馬県高崎市の高崎駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線である。運賃計算上の区分は幹線。 運行系統・旅客案内上は、基本的に乗り入れ先の東北本線(愛称は宇都宮線)東京駅 - 大宮駅間を含めて「高崎線」と案内される。 == 概要 == 高崎線は、大宮駅で東北本線(宇都宮線)から分岐し、群馬県の高崎までを結ぶ路線で、東京の近郊路線の一つである。国道17号(中山道)とほぼ並行し、一部区間をのぞき同じ市町村を経由している。 路線名には高崎市や高崎駅の「高崎」を冠し、管轄は大宮駅構内をのぞきJR東日本高崎支社であるが、経路上の大部分(大宮駅から神保原駅まで)は埼玉県内であり、高崎線の南部では埼玉県と東京間の地域輸送に機能が偏重している。 全線が旅客営業規則の定める「東京近郊区間」、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている。旅客案内などに用いられるラインカラーは、首都圏地区の東海道線や宇都宮線と同様、普通列車の車体色の一部であるオレンジ()である。 高崎線は、日本鉄道が上野 - 熊谷間を開業した当時、日本鉄道では第一区線とされ〔『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』1998年(JTB発行)〕、政府官報では上野熊谷間汽車とされたが、旅客案内上は仲仙道汽車と案内されることもあった〔原口隆行著、宮脇俊三編 『時刻表でたどる鉄道史』1998年(JTB発行)〕。日本鉄道が国有化された後の1909年(明治42年)10月12日、鉄道院告示第54号国有鉄道線路名称左ノ通定ムにより公式に大宮 - 高崎間を「高崎線」と定め、両毛線や日光線、水戸線等と同じく東北本線を幹線とする「東北線の部」に属する一線として位置付けられた〔〔。 現在、高崎線はほぼ全列車が東北本線(宇都宮線)の大宮駅以南に乗り入れ、うち約7割の列車は同線の列車線を経由し上野駅、さらにその多くは上野東京ラインとして東北縦貫線を走行して東海道本線の駅を始発・終着駅とする。また、残りの約3割は湘南新宿ラインとして、貨物線を走行して田端駅付近から山手貨物線池袋駅・新宿駅・渋谷駅経由で東海道本線に乗り入れる。一方、終点である高崎駅からは、全体の2割程度が上越線へと乗り入れ、さらに上越線の新前橋駅から両毛線、渋川駅から吾妻線(特急のみ)へ直通する列車もある。 かつては高崎駅以北へ向かう上越線・信越線の特急・急行列車が高崎線内を多数通過していたが、上越新幹線・北陸新幹線開通後は大幅に削減された。現在、昼間の特急列車としては「草津」や「あかぎ」「スワローあかぎ」などが運行されている。夜行列車については、北陸方面とを結ぶ寝台特急「北陸」と急行「能登」、秋田・青森方面とを結ぶ寝台特急「あけぼの」〔「あけぼの」は、もともと東北本線・奥羽本線経由でが運行されていたが、奥羽本線の山形新幹線・秋田新幹線共用化に伴う標準軌化で同線を経由できなくなり、代替経路として高崎線・上越線・羽越本線経由で運行されている。〕が残っていたが、2014年3月15日のダイヤ改正までにすべて廃止された。 また広く公表されていないが、当路線では中間駅各駅にテーマカラーが設定されている。これは同線の駅の多くがJR型配線であるためその識別であると思われる。テーマカラーはホーム屋根の柱にワンポイントで入り、ベンチもそのテーマカラーと同系色のものが設置されている〔川島令三著 「中部ライン 全線・全駅・全配線」【第10巻 上越・秩父エリア】、講談社、2011年1月20日、pp.55 - 58〕〔川島令三著 「中部ライン 全線・全駅・全配線」【第12巻 東京都心北部】、講談社、2011年3月20日、pp.45 - 47〕。 2016年3月10日より、大宮(以南)・上尾・熊谷・高崎を除く全駅一斉に早朝時間帯始発から6:30までの無人化(インターフォン遠隔案内)と、それに伴うみどりの窓口・指定席券売機の営業時間変更〔高崎線内の一部の駅におけるインターホン対応等の実施について - 東日本旅客鉄道高崎支社、2016年2月1日〕およびエスカレータの運転時間短縮が実施された(行田など既に実施済みの駅も他駅に合わせて時間が変更された)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高崎線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|