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高徳線(こうとくせん)は、香川県高松市の高松駅から徳島県徳島市の徳島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)である。 日本国有鉄道(国鉄)時代、佐古駅 - 徳島駅間は徳島本線にも属する重複区間であったが、運賃を高徳本線(幹線)として計算していたこともあり、民営化時に徳島本線を佃駅 - 佐古駅間として重複区間は解消された。また、民営化後の1988年にJR四国は線路名称を改正し、高徳本線を高徳線に改称した。 == 概要 == 高徳線は香川県の東側沿岸を通り高松市と徳島市を結ぶ都市間連絡路線である。 高松駅 - 栗林駅間はU字型の線形になっている。また、佐古駅 - 徳島駅間は線路が2本並行しているが、各線路を方向別に列車が走るのではなく、路線別に高徳線・徳島線の各上下列車が使用する単線並列区間となっている。ただし、前述の経緯から徳島線の列車が走る線路も高徳線に所属している。 当路線は、予讃線・土讃線と並び四国内県庁所在地間を結ぶ路線の一つであり、非電化ながら四国内では予讃線高松駅 - 松山駅間とともに特急列車が最高速度130km/hの営業運転を行っている路線区間の一つでもある〔 第3回地域公共交通部会(2006年11月14日)資料〕。 電化については、JR四国は2006年に国土交通省交通政策審議会・交通体系分科会の地域公共交通部会に提出した資料で、長期的に望まれる投資の一つに高徳線の直流電化を挙げている〔。 当路線は非電化区間の中でも列車密度が高く、高松市内に小断面のトンネルが存在するものの全体ではトンネル区間が少ないため、電化による経済的メリットが大きいことが見込まれる。しかし、1987年(昭和62年)3月から1993年(平成5年)3月にかけて予讃線を中心に直流電化が進められた中で、最も経営基盤の弱いJR四国が地上設備の面で交流電化と比較して非効率な直流電化に取り組んだ以上〔予讃線は狭小トンネルがあったために、絶縁距離を大きく取らなければならない交流電化は不可能だった。さらに会社の方針で2両ワンマン運転を行わないJR四国は、単行運転が不可能な交流電化(例として、JR九州から転換した肥薩おれんじ鉄道は交流電化の設備が既にあるにもかかわらず、1両の運転ができないことを理由に、旅客列車はすべてディーゼルカーである)を採用できない。〕、その後の設備投資には慎重である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高徳線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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