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高志 才智(こし の さいち、生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物。名は羊(ひつじ)または佐陀智・貞知(さだち)とも書かれる。姓は史〔『行基菩薩伝』〕。子に行基がいる。 == 出自 == 高志氏(高志史)は王仁を祖とし河内国・和泉国に分布する百済系渡来氏族〔『新撰姓氏録』和泉国諸蕃。太田2291 〕。高志の名称は大和国高市郡阪合村越の地名に由来すると想定される〔佐伯218 〕。諸書においても、行基を百済人の後裔で〔『元亨釈書』14。『明匠略伝』。〕和泉国大鳥郡出身〔『続日本紀』天平勝宝元年2月2日条。『僧綱補任』。『日本往生極楽記』〕〔としている。 一方、別の系統で越後国頸城郡の郡司(大領)を世襲した高志氏(高志公)があり、『日本現報善悪霊異記』のみ行基を越後国頸城郡出身としている〔『日本現報善悪霊異記』巻7〕。 霊異記を退けて河内・和泉国の渡来系高志氏を出自とし〔吉田4-14 〕、その本拠をさらに絞れば今の大阪府高石市高石とする説が有力である〔井上3-12 。吉田11-13 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高志才智」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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