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高木重朗(たかぎ しげお、1930年8月8日 - 1991年1月7日)は、日本の奇術研究家・アマチュアマジシャン。東京生まれ。 慶應義塾大学経済学部・法学部卒。〔『奇術入門シリーズ カードマジック』の著者略歴より。〕 1935年頃、新橋演舞場で松旭斎天勝のイリュージョン(人体浮揚や美女の胴体切り)を見て奇術に興味を持つようになった〔『大魔術の歴史』3頁。〕。 1950年代~1960年代ごろ、日本国外の奇術の書籍・雑誌があまり日本に流通していなかったころから、日本国外の専門書の翻訳や解説書の執筆を精力的に行って日本の奇術界に貢献した。特に専門季刊雑誌『奇術研究』を通じてのクロースアップ・マジックの紹介は、当時の日本では非常に貴重なものだった。〔松田道弘 『世界のマジシャン・フーズフー―マジシャン人名録』 東京堂出版、1995年、204-205頁。ISBN 978-4490104080。〕〔藤山新太郎 「高木先生の事(あとがきにかえて)」『プロが教えるロープマジック』 東京堂出版、2008年、182-187頁。ISBN 978-4490206296。〕 日本奇術連盟副会長をつとめたほか、衆議院参事、国立国会図書館参事、日本催眠学会理事(後副会長)なども経験している。〔 1985年にアメリカのアカデミー・オブ・マジックのスペシャル・フェローシップを受賞している〔『大魔術の歴史』の裏表紙の著者略歴より。〕。 1991年1月7日に心不全で死去した〔松田道弘 『夢のクロースアップ・マジック劇場』 東京堂出版、2005年、212頁。ISBN 978-4490205466。〕。 ==主な著作== 奇術に関するものが多いがパズルやゲームについての著作もあり、総数は80を越えるとされる〔。 *『カードマジック事典』 東京堂出版、1983年。 *『魔法の心理学』 講談社、1985年。 *『トリックの心理学』 講談社、1986年。 *『コインマジック事典』(二川滋夫との共著) 東京堂出版、1986年。 *『カードマジック入門事典』(麦谷眞里との共著) 東京堂出版、1987年。 *『奇術入門シリーズ カードマジック』 東京堂出版、1987年。 *『奇術入門シリーズ ロープマジック』 東京堂出版、1987年。 *『大魔術の歴史』 講談社、1988年。 また占いに関する著書として以下のものがある。 *『皇帝占運術入門』 ゴマブックス、1979年。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高木重朗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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