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市内線(しないせん)とは、かつて香川県高松市に存在した高松琴平電気鉄道の軌道線(路面電車)。 == 概要 == 元々、公園前 - 出晴駅(後、瓦町駅に統合)間に鉄道路線を有していた東讃電気軌道 - 四国水力電気(後、高松琴平電気鉄道志度線)の路線を、公園前からさらに高松駅前を経由して築港まで延伸する際に、市街地の道路を通すため軌道線扱いにして開通させたものである。その経緯から志度線と直通運転をしており、末期には長尾線とも直通していた。 その後、利用者増加のため複線化工事が行われたり、運営母体が讃岐電鉄・高松琴平電気鉄道と変わるなどといった動きがあったが、1945年(昭和20年)の高松市空襲で甚大な被害を受けて志度線の公園前駅 - 瓦町駅間と同時に休止となった。戦後の資材難と都市計画により軌道としての復活は断念されて施設の撤去が行われ、1947年8月2日に完了した〔このとき取り外された軌道の敷石は常磐街の路面に転用されて1968年12月まで使用された()。〕。休止から12年後の1957年に正式に廃止となった。 栗林公園 - 天神前交差点までは現在の香川県道173号高松停車場栗林公園線が、天神前交差点 - 高松市役所まではその東側に並行する狭い市道が本路線のルートにほぼ相当するが、高松市役所以北では戦後の都市計画で当該道路が廃止され、市街地の一部となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高松琴平電気鉄道市内線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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