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高林 祐介(たかばやし ゆうすけ、1987年7月19日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は中・長距離走。三重県度会郡小俣町(現・伊勢市)出身。三重県立上野工業高等学校、駒澤大学文学部歴史学科卒業。現在はトヨタ自動車所属。 == 経歴 == 小学校ではサッカー部所属であったが、中学校から陸上競技を始めた。中学3年時のジュニア・オリンピックでは男子800mに出場し優勝する。上野工業高校2年時の第55回全国高等学校駅伝競走大会では4区(8.0875km)区間2位となった。高校3年時の千葉インターハイ1500m決勝では優勝、1999年の佐藤清治以来となる日本人高校生による勝利を飾った。 2006年駒澤大学に進学。2年時の関東インカレ1500m決勝では4位入賞の成績を残した。第19回出雲駅伝5区(5.0km)では区間賞を獲得。第39回全日本大学駅伝5区(11.6km)でも区間賞を獲得し駒澤大学の全日本大学駅伝2年連続優勝に貢献した。3年時では、故障の影響でトラックシーズンは棒に振ったが、第20回出雲駅伝で2年連続の5区を任され区間賞を獲得。第40回全日本大学駅伝で6区(12.3km)を任され区間賞を獲得し、駒澤大学3年連続優勝に貢献した。2009年第85回箱根駅伝では8区(21.5km)を任され、区間賞を獲得した。 2009年度は駒澤大学陸上競技部主将を務め、第85回箱根駅伝で大会シード権を失った駒澤大学の挽回に力を尽くした。第21回出雲駅伝では1区(8.0km)を務めた。続く第86回箱根駅伝予選会(20km)では個人8位の成績を残し、駒澤大学予選会1位通過の一翼を担った。第41回全日本大学駅伝では6区を走り区間賞を獲得した。2010年、第86回箱根駅伝では9区(23.2km)を走り権太坂を駆け下りると大八木弘明監督の檄に応え、前を行く山梨学院大学・中央大学の2校を交わし、藤色のタスキを2番手に押し上げ鶴見中継所へと運んだ。同大会では高林・宇賀地強・深津卓也らをはじめとする活躍により、駒澤大学は前年度13位から総合2位・復路優勝へと躍進を遂げる成績を残した。高林は大学での競技生活の中で、1年時の出雲駅伝を除く11回大学三大駅伝に出走し、そのうち半数以上の7回区間賞を獲得するという活躍を見せた。 2010年トヨタ自動車に入社。入社1年目で迎えた2011年の全日本実業団駅伝では3区を担当し区間賞を獲得(区間新)。同期入社の宮脇千博(中京高校卒)や、尾田賢典・熊本剛らベテラン勢の活躍もあり、トヨタ自動車は初優勝を果たした。翌2012年の全日本実業団駅伝では2連覇を目指すチームのアンカー7区を担当。高林にタスキが渡るときには、すでに先頭と2分半以上の差がついており大勢が決してしまっていたが、必死に前を追い区間賞を獲得した(チームは総合4位)。この区間賞で、大学3年時の箱根駅伝から4年連続正月の駅伝区間賞獲得となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高林祐介」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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