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高橋 ナオト(たかはし なおと、1967年11月17日 - )は、日本の元プロボクサー、ノンフィクション作家。東京都調布市出身。本名は高橋 直人。元日本バンタム級・日本スーパーバンタム級チャンピオン。 その試合があまりにもドラマチックだったため「逆転の貴公子」と呼ばれた。 現役時代はアベボクシングジム所属、引退後にGAORAプロボクシング中継解説者を経てJBスポーツクラブ初代会長として、元OPBF・日本スーパーバンタム級王者福島学を育てた。 JBスポーツのオーナーで現会長でもある漫画家・森川ジョージの作品『はじめの一歩』に登場する宮田一郎のモデルとなった。森川と決別し現在は甲府ヨネクラボクシングジムトレーナー。 == 来歴 == *1985年2月7日、都立農業高校在学中にアベボクシングジムから高校生プロボクサーとして17歳でプロデビュー。 *1986年3月4日、大阪府立体育会館で全日本バンタム級新人王とMVPを獲得。 *1986年9月25日、A級ボクサー賞金トーナメント優勝とMVPを獲得。 *1987年2月1日、今里光男にKO勝ちし日本バンタム級王座を獲得。チャンピオンカーニバルMVP。同年6月6日の初防衛戦で今里に返り討ちのKO勝ち。しかし、同年10月3日の2度目の防衛戦で小林智昭に判定負けで王座から陥落した。翌1988年、リングネームを本名から「高橋ナオト」に変更し小林が返上した日本バンタム級王座決定戦に出場したが島袋忠に6回KO負けを喫して王座奪回に失敗。その後、減量苦からスーパーバンタム級に転向。 *1989年1月22日、自身最後のカーニバル出場、指名挑戦者としてマーク堀越を9回2分42秒KOで倒し日本スーパーバンタム級王座を獲得し、2階級制覇に成功した。この試合は年間最高試合に選ばれた。 *1989年5月13日、タイ国王者ノーリー・ジョッキージムに3回2分26秒、逆転KO勝ち。 *1989年10月14日、日本スーパーバンタム級王座の防衛戦で打越秀樹と対戦し、6回KO勝ちで王座初防衛に成功した。その後、王座は返上。 *1990年2月11日、東京ドームでマイク・タイソン vs ジェームス・ダグラス戦の前座試合でノーリー・ジョッキージムと再戦し、6度のダウンを喫し10回判定負け。 *1991年1月12日、韓国の朴鍾弼に9回KOで敗れ、身動きひとつできずに担架でリングを去った。その後、脳内出血が判明して現役引退。9月に畑中清詞と引退記念のスパーリングを行った。 *1993年、「ボクシング中毒者」でナンバースポーツノンフィクション新人賞を受賞(この文章の中でパンチドランカーとなったことを告白)。2004年には自叙伝「殴られた犬の誇り」を出版した。 *一時期はザ・おやじファイトに参加し、現在は甲府でトレーナーを続けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高橋ナオト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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