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高良山(こうらさん)は福岡県久留米市の山。高牟礼山(たかむれやま)、不濡山(ぬれせぬやま)、青山山、梶山(かじやま)、琴弾山(ことひきやま)などとも呼ばれる。古来から宗教的な山として崇められ高良大社が築かれ、また軍事的な要衝でもあったため神籠石式山城や住厭城などの遺跡が見られる。 == 構造・生態 == 耳納山地の西端に位置し、主峰である標高312.3mの毘沙門岳の他、東の本宮山、南の鷲ノ尾山、西の勢至堂山と虚空蔵山、北の吉見岳の5峰から構成される。地層は変成岩層の上に角礫岩が載り、さらにその上にロームの層がある。登山道は御手洗池から社殿に通じる表参道、宗崎より稲荷社を経て途中でこれに合流するもの、山川町追分を起点とする裏参道、そして御手洗池から北谷に沿うものがある。また、1933年に自動車登山道が開かれ、1969年には耳納スカイラインが全面開通した。 山中には高良山神籠石があるほか、山麓の四周には多くの末社・末寺、古墳群、磐井の井戸などの遺跡が散在する。山頂付近は久留米森林つつじ公園として整備され、その東に生活環境保全林がある。山中にある「高良山のモウソウキンメイチク林」は国の天然記念物、高良大社のクスノキの大樹は福岡県指定天然記念物にそれぞれ指定されている。一帯は鳥獣保護区でもあり、キジの放鳥などが行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高良山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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