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高見ダム(たかみダム)は、北海道日高郡新ひだか町、二級河川・静内川本流上流部に建設されたダムである。旧名奥高見ダム。 北海道が管理する道営ダムで、高さ120メートルのロックフィルダム。完成しているダムとしては高さと総貯水容量が北海道最大〔2012年(平成24年)に夕張川の夕張シューパロダムが完成すると、総貯水容量では第二位となる。〕、かつ国庫の補助を受けて建設される補助多目的ダムとしては日本最大のダムである。静内川の治水と北海道電力が手掛けた日高電源一貫開発計画の主要水力発電所・高見発電所(たかみはつでんしょ)による出力20万キロワットの水力発電を目的にしている。ダムによって形成された人造湖は高見湖(たかみこ)と命名された。 == 地理 == 静内川は、日高管内における二級河川としては新冠川(にいかっぷがわ)に並ぶ規模の大きい二級河川である。日高山脈の主脈であるカムイエクウチカウシ山〔静内川水系河川整備基本方針(北海道) 〕付近よりコイボクシュシビチャリ川〔地図閲覧サービス(ウォッちず) 〕として源を発した後にペテガリ岳付近より源を発するコイカクシュシビチャリ川との合流点でメナシベツ川〔『室蘭土木現業所管内図』北海印刷〕と呼称を変えて概ね西南西に流路を取り、ナメワッカ岳付近より源を発するシュンベツ川との合流点で静内川と再度呼称を変え新ひだか町の中心を貫流して太平洋に注ぐ。流路延長69.9〔キロメートル、流域面積683.4〔平方キロメートルの河川である。ダムは静内川(メナシベツ川)の上流、パンケベツ沢川との合流点下流に建設された。 静内川はかつて染退川(しべちゃりがわ)と呼ばれていた。アイヌ語で「シペ・イチャン」、サケの産卵場という意味であると解されている〔山田秀三『北海道の地名』北海道新聞、1984年より。〕が、恵庭市を流れる漁川(いざりがわ)の語源である「イチャニ」も同じ意を持ち、これが訛ってシベチャリになったとも考えられている。1950年(昭和25年)に染退川は静内川に改称されたが、現河川名である静内川の語源はアイヌ語で「シ・フッチ・ナイ」、大祖母の沢という意味であると解されている。 なお建設当時の自治体名は静内郡静内町であったが、平成の大合併によって隣接する三石郡三石町と廃置分合という形で合併し現在の新ひだか町となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高見ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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