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高速バスネット(こうそくバスネット)は、JRバス各社(北海道を除く)が共同で運営するJR高速バス座席予約システムである。 == 概要 == 「ドリーム号」などの座席指定制のJRバスの座席は、国鉄からの鉄道との関連性(周遊券や連絡乗車券など)から、列車用の座席予約システムであるマルスで管理を行っていた。マルスはインターネットやコンビニエンスストアなどに設置されているマルチメディアステーションと接続されておらず、鉄道駅や旅行会社の「みどりの窓口」でしか扱えない、列車用のマルスでは輸送単位の少ないバス特有の販売事情に対応しにくいという問題点があった。ジェイアールバス関東、ジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバス、鉄道情報システム〔西日本JRバス 〕によって、マルスとは別のバス専用の座席予約システムの共同開発が行われ、2006年3月から稼動を開始した。 一方、全国に渡る複数のバス会社(主に私鉄・専業系)を横断する高速バスのインターネットによる座席予約システムとして、(株)工房による「発車オ〜ライネット」が1998年から稼動し、JRバスも路線によっては「発車オ〜ライネット」で座席を販売するようになった。2006年11月より「発車オ〜ライネット」と「高速バスネット」が接続されており、一方に空席がなくなった場合に、システム間で空席を融通することが実施されている〔JRバス関東、チケット予約・販売システムを構築 日経情報ストラテジー、2006年11月17日〕。ただ、発車オ〜ライネット枠を廃止して高速バスネット枠に統一する路線も東京 - 京阪神系統を中心に増えている(特にJRバス同士の共同運行路線)うえ、マルス枠も廃止する路線も徐々に増えてきている。 サービス提供開始当初は、ジェイ・アール北海道バス及びジェイアール九州バスを除く、JRバス各社と、共同運行会社16社で運行する87路線が対象だった〔朝日新聞 2006年02月07日 朝刊 「高速バス割引サイト ジェイアール東海バス、ネット予約・カード決済」〕。 現在、開発に携わったJRバス関東、JR東海バス、西日本JRバスの路線が中心に収録されている。この3社が運行支援も含めて関与していない路線は2013年8月現在ではB&Sみやざき号のみ収録されている。かつては広島 - 高松線も収録されていたが、2013年3月15日乗車分を最後に削除された。北海道は全く参加しておらず、東北や九州方面も少ない。 また、一部、案内上の路線名称と予約発券管理上の路線名称が異なったり、元々路線名称が無く発着地名をそのまま路線名称とした路線がある。 予約したバス乗車券は、コンビニ決済、インターネット上のクレジット決済、バス会社の窓口決済などが可能である。さらに、2010年11月24日よりSuica・モバイルSuicaでの決済が可能となった〔レスポンス自動車ニュース 内〕〔高速バスネット サイト内〕。ただし、この決済は交通系ICカード・電子マネー相互利用の対象外であってSuica以外の交通系ICカード(モノレールSuica・りんかいSuicaを含む)は利用できないほか、Suicaであっても無記名式Suicaなどは利用できない〔 Suica以外のICカードも利用できますか 高速バスネット、Suicaインターネットサービス JR東日本〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高速バスネット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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