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fast atom bombardment =========================== ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 高速 : [こうそく] 1. (adj-na,n) (1) high speed 2. high gear 3. (2) highway (abbr) 4. freeway 5. expressway 6. motorway ・ 原 : [はら, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 原子 : [げんし] 【名詞】1. atom 【形容詞】2. atomic ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November) ・ 衝 : [しょう] (n) important point (e.g., on a route) ・ 衝撃 : [しょうげき] 1. (n,vs) shock 2. crash 3. impact 4. ballistic
高速原子衝撃(こうそくげんししょうげき、、略称: FAB)法は、質量分析において用いられるイオン化技術の一種である〔Barber, M.; Bordoli, R.S.; Sedgewick, R.D.; Tyler, A.N., Nature, 293, 1981, pp270-275〕〔Barber, M.; Bordoli, R.S.; Elliott, G.J.; Sedgewick, R.D.; Tyler, A.N., Analytical Chemistry, 54, 1982, pp645A-657A.〕。分析される材料は、マトリックスと呼ばれる不揮発性化学保護環境と混合され、真空下で高エネルギー(4000〜10000電子ボルト)原子線を衝突させられる。原子は通常、アルゴンあるいはキセノンといった不活性ガスが用いられる。一般的なマトリックスとしては、グリセロールやチオグリセロール、3-ニトロベンジルアルコール (3-NBA)、18-クラウン-6エーテル、2-ニトロフェニルオクチルエーテル、スルホラン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンがある。FAB法は二次イオン質量分析法やプラズマ脱離質量分析法と似ている。 ==応用== FABは、比較的ソフトなイオン化法であり、第一に失われた部分のない+で表わされるプロトン化分子や−といった脱プロトン化分子が産み出される。イオン化産物の性質はエレクトロスプレーイオン化やMALDIと近い。 FAB法の実用化の最初の例は、オリゴペプチドであるエフラペプチンD(efrapeptin D)のアミノ酸配列の解明であった。エフラペプチンDは様々な非常に珍しいアミノ酸残基を含んでいた〔Bullough,D.A., Jackson C.G.,Henderson, P.J.F., Cottee, F.H.,Beechey,R.B. and Linnett, P.E. Biochemistry International (1981) 4, 543-549〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高速原子衝撃法」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fast atom bombardment 」があります。 スポンサード リンク
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