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高雄型重巡洋艦(たかおがたじゅうじゅんようかん)は大日本帝国海軍の重巡洋艦。同型艦は4隻。昭和2年度艦艇補充計画に基づき建造された。 ==概要== 高雄型は書類上では日本で最後の一等巡洋艦として計画建造された型でもあり、本型よりも後に竣工した巡洋艦はすべて二等巡洋艦(軽巡洋艦)である。なお、一番艦の高雄と同時に起工した二番艦の愛宕が先に就役している。高雄以下の4隻とも、当初は妙高型に類別されていた〔昭和2年6月23日付 海軍内令 第214号。(巡洋艦一等妙高型ノ項「羽黒」ノ下ニ「、高雄、愛宕」ヲ加フ)〕〔昭和3年4月13日付 海軍内令 第107号。(巡洋艦一等妙高型ノ項「愛宕」ノ下ニ「、鳥海」ヲ加フ)〕〔昭和3年9月11日付 海軍内令 第254号。(巡洋艦一等妙高型ノ項「鳥海」ノ下ニ「、摩耶」ヲ加フ)〕が、1928年11月7日付の艦艇類別等級の改正〔昭和3年11月7日付 海軍内令 第313号。〕で高雄型として独立した。 基本計画主任だった平賀譲造船大佐が「妙高」の設計を最後に海外へ出張したため、彼の後任となった藤本喜久雄造船大佐が担当した1万トン級の重巡洋艦である。妙高型の攻撃力を維持し、妙高型の問題点であった狭小な居住区画や戦艦に次ぐ準主力艦として、高い艦隊指揮能力を付加すべく塔型艦橋を大型化させた。もっとも、艦橋は防御区画を短縮するために煙突の煙路の上に艦橋が載っているというレイアウト上の理由で大型化している面も大きい。艦橋のレイアウトは下から下部艦橋、中部艦橋の両脇に機銃台、上部艦橋の両脇には1.5m測距儀が1基ずつ、羅針艦橋、防空指揮所、測的所の天蓋には主砲用一四式射撃方位盤があり、その後ろに主砲用6m測距儀が乗ると言う配置である。 妙高型との相違点は他にも魚雷発射管が被弾時の被害拡大の恐れがある中甲板から、使い勝手の良い上甲板に移されたのも特徴である。しかし第四艦隊事件を機に高雄と愛宕は大型化しすぎた艦上構造物の縮小工事を行い若干重心を下げている。しかし、速力や安定性等でやや妙高型に劣った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高雄型重巡洋艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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