|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 高音 : [たかね] 【名詞】 1. high-pitched tone 2. soprano ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 音質 : [おんしつ] 【名詞】 1. tone quality 2. sound quality ・ 質 : [しつ, たち] 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)
音質(おんしつ、)とは音や声の品質を表し、多くの場合電子機器などのオーディオ出力や音声出力の良し悪しの意味で用いられる。品質の内容はアプリケーションにより異なり、高音質のオーディオ機器では聴感上の原音への近さが、電話では明瞭度や了解度が重要になる。 音質は、人間が実際に音を聞いて判断する主観評価や、音の何らかの性質を測定して決める客観評価で定量化することができる。 音の物理的特性だけではなく人間の聴覚システムの特性が音質に大きな影響を与えるため、主観評価が音質評価の基本になるが、多くの評価者や専用の評価設備が必要で時間・コスト共に掛かり環境や評価者による評価のばらつきがあるため、音の物理的特性から主観評価値を推定する様々な客観品質評価法が研究されている。 == 概要 == 音は以下の3つの側面があり〔N. Rémy. ''Sound quality : a definition for a sonic architecture''. Proc. 12th International Congress on Sound and Vibration, Lisbon. July 2005.〕、音質はそれらの相互作用により決まる。 * 物理信号としての側面 * 聞く人間の聴覚心理学的な側面 * 音声や音楽など音の集まりで表された表現という側面 音質に関係する物理量として、古典的には以下のものがよく用いられている。 * 周波数特性 * 歪率 * SN比 * ダイナミックレンジ 音質はこれらの物理量だけでは決まらない。 例えば、AACやMP3などのオーディオ圧縮方式で符号化された音は、聴感上全く感じないにもかかわらず、元の信号に対する物理的なSN比が非常に低いものがある〔Ted Painter, Andreas Spanias. ''Perceptual Coding of Digital Audio''. Proceedings of the IEEE, pp.451-513. 2000.〕。これは圧縮の際に知覚の特性を利用し人間に聞こえにくいよう符号化の際の雑音や歪みを制御しているためである。 このようなシステムの音質は物理量のみでは評価できず、聴覚心理学的特性や対象となる音声や音楽の特性を反映した評価が必要になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「音質」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sound quality 」があります。 スポンサード リンク
|