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桑原城(くわばらじょう)は、信濃国諏訪郡(現在の長野県諏訪市四賀桑原)にあった中世の日本の城(山城)。別名を高鳥屋城(たかとやじょう)、水晶城(すいしょうじょう)など呼ばれる。長野県指定史跡。 == 概要 == 築城年は不詳であるが、諏訪総領家の本拠・上原城の支城としての役割を果たしていた。 天文11年(1542年)武田晴信(信玄)は、諏訪に攻め入り、諏訪頼重の本拠地上原城を攻めた。頼重は上原城を支えきれず,桑原城に逃れ籠城した。しかし、家臣の多くは逃亡してしまったため、降伏し、頼重は弟の大祝諏訪頼高らとともに甲斐府中に連行された。頼重は頼高と共に東光寺で自刃させられ、戦国大名の諏訪氏は滅亡した。 桑原城は上原城とともに武田氏に接収された。 現在は、標高981m(比高差約190m)の山頂や尾根に、本丸跡、二の丸跡、土塁、空堀などの遺構が残る。城跡からは諏訪湖が一望できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桑原城」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kuwabara Castle 」があります。 スポンサード リンク
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