|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money ・ 高麗 : [こうらい] 【名詞】 1. ancient Korean kingdom ・ 氏 : [うじ] 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth
__NOTOC__ 高麗氏(こまうじ)は、「高麗」を氏の名とする氏族。 高句麗王族を祖先とする渡来系氏族である。姓(カバネ)は王、朝臣。 == 概要 == 668年の唐・新羅連合軍との戦いで高句麗が滅亡したあと、王族を含む多数の高句麗人が日本に亡命している。また、それ以前から高句麗から日本列島に移住し定着した人々も存在した。彼らの一部が「高麗」の氏姓を称したものと推測されている。 703年(大宝3年)に高句麗の王族と推測される高麗若光が王(こにきし)の姓(カバネ)を与えられる。武蔵国高麗郡(埼玉県日高市)の高麗神社の宮司は若光の子孫を称しており、現在の宮司は若光から数えて60代目とされる。若光系の高麗氏としては、この家系が知られているのみである。高麗神社には若光を祖とする「高麗氏系図」が伝来している。 750年(天平勝宝2年)には高句麗第19代広開土王の5代の孫背奈福徳後裔の福信ら一族が朝臣の姓(カバネ)を与えられる。当時、渡来人系氏族に朝臣を与えるのは異例であった。なお、のちに福信は氏を高倉と改めている。 同族に高句麗第22代安蔵王3代の孫から発祥した狛氏がある。 南北朝時代に、武蔵国で室町幕府に属して活動した武将に高麗経澄があるが、これは桓武平氏の秩父氏の一門で、高麗郡(あるいは同郡高麗郷)の地名にちなんだ名字であり、高麗氏と直接の関連はない。ただし、もともと高麗氏だった者がその後系譜を操作して桓武平氏を詐称した可能性はある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高麗氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|