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高木 剛(たかぎ つよし、1943年10月1日 - )は日本の労働運動家、前国家公安委員会委員。2005年から2009年まで、日本最大の労働組合団体、日本労働組合総連合会(連合)の会長を務めた。 == 経歴 == 三重県生まれ、愛知県育ち。愛知県立旭丘高等学校を経て、1967年に東京大学法学部を卒業し、同年4月に旭化成工業へ入社。以後、労働組合運動に関わり、1973年には全旭化成労働組合連合会書記長となり、1977年には宮崎地方同盟(全日本労働総同盟(同盟)の宮崎県組織)会長となった。 1981年に外務省へ出向し、1982年からは在タイ日本国大使館一等書記官として勤務した。1984年に旭化成労組の上部組織であるゼンセン同盟の常任執行委員となり、1988年9月には同書記長、1996年9月には同会長に就任した。ゼンセン同盟が2002年9月に全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UIゼンセン同盟)へと統合・拡大した時も高木は会長職にとどまった(2008年現在は顧問)。 一方、高木は同盟系組合の中核であるゼンセン同盟のリーダーとして、日本の労働界で大きな発言力を持つようになった。1994年には同盟の後継組織である友愛会の副会長と日本労働組合総連合会(連合)の副会長に就任し、2003年には連合の会長選挙に立候補したが、同じ同盟系である全国電力関連産業労働組合総連合(電力総連)出身の笹森清に149票対346票で敗れた。2005年10月6日の会長選挙では、当初は高木の無投票当選と見られていたが、鴨桃代(全国コミュニティ・ユニオン連合会。新規の組合だが本人は旧社会党系)が立候補し二人の争いになった。結果、323票対107票で高木が当選し、連合の第5代会長に選出された。 任期(2年)切れを迎えた2007年10月に再選され、2期を務めた。麻生内閣における安心社会実現会議に参加している。日本財団理事も務めている。 2009年9月、財団法人全国勤労者福祉・共済振興協会理事長に就任。また、財団法人国際労働財団理事長に就任。 2015年4月29日、春の叙勲で旭日大綬章受章〔http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150429/k10010064561000.html〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高木剛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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